Summary

  • ブンデスリーガ2部第33節、ハノーファー対シュトゥットガルト
  • 6年間在籍した古巣と激突するハノーファーFWハーニクの独占インタビュー
  • ブンデスリーガ昇格をかけた大一番を前に「準備は万端」

ブンデスリーガ2部第33節が5月14日に行われ、浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトは敵地でハノーファーと対戦する。勝ち点66で首位を走る前者と、同63で3位に位置する後者の戦いは、文字通りブンデスリーガ昇格をかけた“大一番”だ。この決戦を目前に控えた今、現在ハノーファーに所属し、昨季まで6年間シュトゥットガルトに在籍していたマーティン・ハーニクが、当サイト独語版の独占インタビューに応じている。

――前節、ブラウンシュバイクがウニオン・ベルリンとの上位決戦を3ー1で制しました。試合はTVでご覧になっていましたか?(※ブラウンシュバイクはウニオンに勝利したため、ハノーファーを抜き自動昇格圏の2位に浮上)

ハーニク いや、見ていませんでした。以前から言っていましたが、この試合がどのような結果になろうと私たちにはあまり関係ありませんからね。それに、どんな結果になっても、私たちにとってポジティブな点は必ずあるのです。

――ブラウンシュバイクがウニオンに勝利を収めたことで、どのようなポジティブな点があるのでしょうか?

ハーニク (4位ウニオンと3位ハノーファーの勝ち点差が6になり)我々は「少なくとも入れ替え戦には出場できるだろう」ということですね。今季はずっと4クラブによる上位争いが続いていましたが、現実的に考えれば今は3クラブになりました。そしてその3つのうちの1つが私たちです。

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Alexander Scheuber

――ブンデスリーガ昇格を実現するために、残り2試合をどう計算していますか?やはり2勝しなければならないとお考えでしょうか?

ハーニク 計算しても無意味ですよ。仮に私たちが残り2試合を2勝したとしても、自動昇格を100%確実にできるわけではありません。ブラウンシュバイクは17位ビーレフェルト、18位カールスルーエとの対戦を残しており、勝利は難しくないでしょう。シュトゥットガルトも、仮に私たちが今週末彼らから勝利を奪ったとしても、彼らの最終節の相手はあまり強くないヴュルツブルク・キッカースです。全試合を終えて、私たちも含めた3クラブが勝ち点69で並ぶ可能性だって少なくありません。

――今週末はシュトゥットガルトとの大一番です。昨季までの同僚たちとコンタクトは取りましたか?

ハーニク 彼らとは定期的に連絡を取っていますし、彼らとはWhatsAppのグループも作ってあります。しかし、この試合のことについては、まだグループトークでは語られていませんね。

――果たしてどのような試合になるでしょうか?

ハーニク 前半戦では2ー1で勝利しましたが、内容もまずまず良かったと思います。そして最近の私たちは、安定した守備を持ちながら、攻撃もうまくいっています。今回のシュトゥットガルト戦でも勝利できると思いますよ。

「ネガティブな考えは持たない」

© gettyimages / Stuart Franklin

――シュトゥットガルトのエースFWジモン・テロッデをどのように止めるのでしょうか?

ハーニク 前半戦の試合では彼に1ゴールを許してしまいましたが、あの時のような守り方でいいと思います。私はチームメートを信頼しています。シュトゥットガルトの中盤をうまく押さえることができれば、テロッデにボールが入る回数は少なくなります。彼のような素晴らしいストライカーには、特に気をつけなければなりません。

――得点王のタイトル獲得も、あなたにとっては重要なのではないでしょうか?

ハーニク もちろん、そのような栄誉に輝くことは誰もが望むことでしょう。しかしそれは、素晴らしいシーズンを過ごした後のボーナスのようなもの、いわば生クリームの上に乗っているサクランボのようなものです。

――もしかすると試合後、あなたはシュトゥットガルトの昇格を目の前で見なければならない可能性もあります。そのようなことを考えたりはしますか?

ハーニク いや、試合前にネガティブな考えは持たないようにしています。私たちは前節も素晴らしい試合をしましたし、調子は大変良いです。直近9試合のうち8試合を無失点で終えていますからね。その結果を見れば、自分たちの能力を疑う必要はまったくないでしょう。残り2試合に向けて、準備は万端ですよ。