Summary

  • 現場責任者のタッグは変わらず
  • 攻撃陣に2人の日本代表
  • レギュラー獲得を目指すマイナ

現場責任者のタッグは変わらず、攻撃陣に2人の日本代表を加えたハノーファー。同クラブのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由とは?

1)現場責任者のタッグは変わらず

1シーズンでのブンデスリーガ復帰が危ぶまれていた2017年3月上旬、ハノーファーはスポーツディレクターをマーティン・バーダー氏からホースト・ヘルト氏へと変更し、その2週間後にはダニエル・シュテンデル監督を更迭。新たにアンドレ・ブライテンライター監督を招き入れた。2015/16シーズンにシャルケでも組まれたヘルトSDとブライテンライター監督のタッグはハノーファーを上昇気流に乗せ、一昨季のブンデスリーガ昇格、そして昨季の同リーグ残留を達成している。なお今夏、ヘルトSDはウォルフスブルクへの移籍も噂されたが、マーティン・キント会長をはじめとする幹部がこれを阻止。今季も“成功のデュオ”は継続されることになった。

© gettyimages / Carl Court

2)攻撃陣に2人の日本代表

昨季チーム2位の得点数を誇ったマーティン・ハーニクをブレーメンへ、そして28試合4得点のフェリックス・クラウスをウォルフスブルクへ放出したハノーファーがその代役に選んだのは、FIFAワールドカップ・ロシア大会に臨む日本代表に選出された原口元気と、同代表予備登録メンバーの浅野拓磨だった。前者は2部フォルトゥナ・デュッセルドルフの昇格に貢献し、後者は今季も引き続きアーセナル(イングランド)からの期限付き移籍でドイツを戦場とする。昨シーズン、ヘルタ・ベルリンシュトゥットガルトで不遇の時を過ごした2人が、新天地ハノーファーで“日本旋風”を巻き起こすことを期待したい。

© gettyimages / Adam Nurkiewicz

3)レギュラー獲得を目指すマイナ

来たる2018/19シーズン、大きな成長を見込まれるのが1999年生まれのリントン・マイナだ。2014年に故郷ベルリンのアマチュアクラブ、SVエンポアからU17ハノーファーへ移籍した同選手は、昨季U19ブンデスリーガ23試合に出場。第27節に敵地で行われたドルトムント戦では、ブライテンライター監督から86分にピッチへ送り出され、待望のプロデビューも果たしており、2度目の出場となった最終節レーバークーゼン戦でもハーニクの決勝点をアシストするなど、早くも数字での結果を残している。指揮官の評価も上々なヤングプレーヤーは、レギュラー獲得を目指し新たなシーズンに臨む。