10月24日、ブンデスリーガ第10節2日目が開催され、清武弘嗣と酒井宏樹が所属するハノーファーは本拠地で、長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトと対戦する。本稿ではこの試合の見どころについて探っていく。

第7節まで未勝利が続き、最下位に転落したハノーファーだったが、直近3試合では獲得可能な最大勝ち点9のうち7を勝ち取り、昨シーズン第33節と第34節以来の連勝を飾っている。これにより順位も14位に浮上し、第2節以来初めて入れ替え戦を含む降格圏内から脱出。仮にこの試合で勝つことができれば、2014年10~11月以来の3連勝になり、フランクフルトを順位表で追い抜くことになるが、その可能性は決して低くないだろう。

なぜなら同対戦カード直近10試合はハノーファーの6勝2敗2分。ここ5試合に絞れば3勝2分と無敗をキープしており、またホーム開催では10試合連続で負けなし。最後の敗戦は、お互いにブンデスリーガ2部にいた2001/02シーズンまでさかのぼらなければならないほど、本拠地でのフランクフルト戦を得意としているのだ。ちなみに2戦連続完封中の守護神ロンロバート・ツィーラーは第10節でピッチに立つと、ブンデスリーガ152試合連続出場を達成し、1960~70年代に活躍したハンスヨゼフ・ヘリングラート氏が持つクラブ記録に並ぶことになる。

一方のフランクフルトは前節、復調ぎみのメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)にホームで1-5の大敗を喫し、現在5試合連続で勝ち星から見放されている。これにより、第4節終了時には4位にいた順位も、今シーズン最低の13位まで落ちてしまった。しかも今節の相手は調子を上げているハノーファーであり、上述のように対戦成績は良いとは言えない。そんなフランクフルト頼みの綱は、やはりエースFWアレクサンダー・マイヤー。同選手は負傷から復帰し、今シーズンここまで108分に1得点の割合でゴールを決めているが、これは自身初の得点王に輝いた昨季(116分に1得点)を上回っている。疲労によりアーミン・フェー監督から4日間のオフを与えられ、前節欠場した長谷部の活躍にも期待したいところだ。


【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】

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