9分間で5得点、そしてブンデスリーガ通算100ゴールーーバイエルン・ミュンヘンのエースFWロベルト・レバンドフスキは今季さまざまな数字を達成し、その能力がワールドクラスであることを改めて周囲に知らしめている。そんな中、当サイト独語版はこの27歳のポーランド代表FWのインタビューに成功。後編では、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の展望やグアルディオラ監督との関係性、食生活について話を聞いた。(インタビュー前編へ

——現在の好調を考えると、多くの人がバイエルンをCLの優勝候補に挙げています。

レバンドフスキ 昨シーズンの欧州の強豪チームとの戦いも、決して悪くはありませんでした。しかし、(準決勝で)敗退してしまった。チームは多くの負傷選手を抱えていましたし、自分はマスクを装着してのプレーで、簡単ではありませんでした。

——今シーズンのバイエルンは、昨シーズンよりも強いでしょうか?

レバンドフスキ そうだと思います。おそらく、よりバランスが取れているのでしょう。それに、最後まで集中することの必要性を分かっています。

「いったい君に何が起きたの?」

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——ジョゼップ・グアルディオラ監督はCFを好むタイプではありません。ただ、あなたに関してはどうやら違うようです。元バイエルンのジオバネ・エウベル氏は、グアルディオラ監督とあなたが互いに歩み寄っていると主張されていますが。

レバンドフスキ それは良いことですよね。チームではバランスが全てですから。それが他の何よりも大事なポイントです。それに、自分はあらゆるシステムを理解しています。チームに合わせることが必要なことも分かっていますし。

——ドグラス・コスタのようなウィングからのクロスやパス、ジェローム・ボアテングからのロングボールが、あなたにとって助けになっているのではないでしょうか?

レバンドフスキ (笑) パスやクロスが多ければ多いほど、ゴールを挙げる可能性は高くなりますからね。

——ウォルフスブルク戦で5得点を挙げたとき、チームメイトの反応はいかがでしたか?

レバンドフスキ (笑) 彼らに聞かれましたよ、「いったい君に何が起きたの?」ってね。

——それで、あなたに何が起きていたのですか?

レバンドフスキ うまく説明できないんです。9分間のうちに5ゴールを挙げれば、考えている時間なんてないですから。どこかの段階で電光掲示板を見て、試合の残り時間を確認しました。そして「あっ、5-1だ」と気づいたんです。唯一分かっていることは、チームでタイトルを獲得したいこと。それを達成したときにはじめて、自分はあの時間にどのような貢献をしたかを振り返るのだと思います。

CLアーセナル戦、「勝ち点3を狙う」

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——アナ夫人は、あなたが大量得点をしたときに「つまらない」と言ったと聞きました。

レバンドフスキ (笑) ジョークですよ。彼女は自分と一緒に喜んでくれました。それに、彼女は自分の栄養管理やリカバリーをしっかりサポートしてくれています。栄養士の勉強もしていますから。

——ここからはさらにレバンドフスキ選手の秘密に迫っていきたいと思います。食事はどのようにされていますか?

レバンドフスキ 秘密なんてありませんよ。常に気持ち良くいるためには、何を、いつ、食べるかが問題です。

——体に悪そうなものは控えていますか?例えば、甘いものとか。

レバンドフスキ 驚かれるでしょうが、以前は自分にとって甘いものが大敵でした。どんな物であっても、目の前にあったら素通りできなかったんです。今は甘い物は絶っています。そうなるまで数年かかりましたが、もう食べたくなくなりました。

——その報酬が、ゴール量産なのですね。ということは、ロベルト・レバンドフスキが甘いものを絶っている間は、対戦相手にとって常に危険な存在ということです。CLのアーセナル戦(10月20日)もそうでしょうか?

レバンドフスキ (笑) そんなに簡単にはいきませんよ。自分たちは勝ち点3を狙っています。ただ、アーセナルにとってはこれがグループステージを突破するための最後のチャンスになるかもしれません。そうなると、緊迫した難しい試合になるでしょう。それでも自分たちは勝利を求めています。