10月17日のブンデスリーガ第9節2日目で、内田篤人が所属するシャルケが本拠地に原口元気のヘルタ・ベルリンを迎える。本稿では、3位対4位の同カードについて見どころを探っていきたい。

欧州リーグ(EL)を含む公式戦で6連勝を飾っていたシャルケだったが、第8節はホーム開催ながら大迫勇也と長澤和輝が所属するケルンに0−3で完敗を喫した。しかし順位は依然として3位をキープし、指揮官が変わって迎えたシーズンとしては好調なスタートを見せている。そして今節の相手ヘルタとの相性は非常に良く、昨シーズン3月にあった前回の対戦では2−2の引き分けとなったものの、同カード13戦連続で負けがない(11勝2分)。またアンドレ・ブライテンライター監督が現役時代に唯一、1試合3得点を決めたのもこのヘルタ戦(同監督は当時ウンターハヒングに所属)。上下ともに勝ち点差がないため、この直接対決に負けてしまえば来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)自動出場圏内から転げ落ちてしまうが、勝ち点3を奪い、ライバルドルトムントの結果次第では、2位に浮上することも可能となる。

ヘルタが最後にシャルケに勝ったのは2006年9月で、当時はまだパル・ダールダイ監督が現役選手としてプレーしていた。先述のように、このカード直近13試合でヘルタは1度も勝利を手にしておらず、奪った得点もたったの4。なんと10試合でノーゴールに終わっている。しかし同クラブは前節、酒井高徳のハンブルガーSVに3−0で勝利し、ダールダイ監督が就任して以降23試合目で初めて1試合3点以上をマーク。直近3試合では2勝1分と調子を上げている。また、新エースFWベダド・イビシェビッチは同クラブに加入して5試合で4得点を決めており、得点ランキング上位常連だった時のフォームを取り戻しつつある。さらには、現在チーム内で5番目の出場時間を持ち、完全に主力の一員となった原口が、前回の対戦でブンデスリーガ初得点をマークしたことも忘れてはならない。シャルケ相手に9年ぶりの勝利を収める条件はそろっている。


【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】

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