10月4日のブンデスリーガ第8節最終日に、香川真司が所属するドルトムントバイエルン・ミュンヘンの「デア・クラシカー」が行われる。首位対2位の直接対決というだけでなく、近年のブンデスリーガで覇権を争い続けてきた両雄の激突は、ドイツを飛び越え世界からも熱い視線が注がれるようになった。本稿では、今回この対決に出場するであろう香川について取り上げていきたい。


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新境地の開拓

ユルゲン・クロップ前監督にトップ下として起用され続けた香川も、トーマス・トゥヘル新監督の下では4-3-3の左MFとして新境地を開拓している。プレシーズンの段階では不安定なプレーも目立った同選手だが、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)との開幕戦ではいきなりアシストをマークし、以降は7試合連続で先発。そのうち3試合でフル出場、残りの4試合でも交代した時間はすべて85分以降であり、リーグ2連覇時代の輝きをようやく取り戻してくれた。また、ポジションを1列後ろに下げたとはいえ、今季ここまでチーム最多18本の「シュートにつながったラストパス数」を記録し、2得点3アシストの活躍を見せている。

「意識せざるをえない」

好調を維持する香川だが、第7節終了後に「バイエルンというのは改めて強い。こないだのマインツ戦も失点を抑えてしっかり90分通して勝ちきる。僕らもやっぱり見習わなきゃいけないのかなっていう気はする。(ブンデスリーガ日程の都合で)常にバイエルンが先に試合で結果を出してるから、そういうところの難しさは常につきまとうと思うけど、でも意識せざるをえない」と話していたように、やはり王者バイエルンとの対戦「デア・クラシカー」の存在は、いついかなる時でも頭の片隅にあるようだ。

過去7戦5勝

しかし香川とバイエルンの相性は決して悪くない。これまでドルトムントの一員として7試合を戦い、ブンデスリーガで3度、2012年ドイツサッカー連盟杯(DFB杯決勝)、そして昨シーズンの同杯準決勝と、計5勝を収めている。また、2011年11月19日の敵地で行われた同カードでは、当時ドルトムント所属だったMFマリオ・ゲッツェの決勝点をアシストし、さらに圧巻だったのはクラブ史上初の国内2冠を達成した2011/12シーズン、DFB杯決勝で開始3分にゴールを決め、その後も前半ロスタイムにFWロベルト・レバンドフスキのゴールをアシストするなど、ゴール前での働きも決して少なくないのだ。

マンチェスター・U(イングランド)所属時代も含めると、今回が節目となる10度目のバイエルン戦。開幕から7戦全勝をキープするビッグクラブを相手に、香川はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

「デア・クラシカー」とは?

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