ヘルタ原口活躍もブレーメンと引き分け
ブンデスリーガ第2節1日目が8月21日に開催され、細貝萌と原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは本拠地でブレーメンと1-1で引き分けた。原口は今季初の先発入りを果たしてフル出場し、何度もペナルティーエリア内に侵入してチャンスをつくるなど活躍した。細貝は前節に続いてベンチ外だった。
ヘルタ 1-1 ブレーメン
4分、原口が右サイドからドリブルでペナルティーエリア内に侵入したが、相手DFに倒される。これにより獲得したCKの流れからボールをつないだヘルタは、ヘーゲラーの強烈なシュートのこぼれ球をシュトッカーが押し込み、先制点を挙げた。15分には右サイドで2人を交わした原口のクロスにヘーゲラーが飛び込み、22分にも原口のクロスからシュートまで持ち込むなど、ヘルタのチャンスが続く。しかし、26分にガルシアからのクロスを新加入のウジャーに頭で詰められ、ブレーメンにワンチャンスをものにされた。これでブレーメンに勢いが出て、一進一退の攻防となったが、両チームとも追加点を奪えず、1-1で前半を終えた。
後半の立ち上がりにヘルタは2回の好機を迎えるが、得点には結びつかない。66分には原口がドルブルで中央へ切り込み、パスを受けた右サイドのペカリクのシュートがゴールに突き刺さったかに思われたが、惜しくもサイドネットだった。81分、82分にヘルタは立て続けにピンチを迎えたが、どちらもクロスバーとポストに救われる。このままスコアは動かず、1-1の引き分けに終わった。
原口はこの試合のスプリント数では両チームでトップに立った。