ブンデスリーガ全18クラブは8月14日の開幕に向けて、最終調整に勤しんでいる。53年目のシーズンを前に、この夏の移籍市場も活発に動いた。果たして、どのクラブが補強に成功したのか。ここでは内田篤人の所属するシャルケに加入したフランコ・ディサントについて紹介する。

【FWを必要とするシャルケ】
2015/16シーズン、シャルケは再び欧州チャンピオンズリーグの出場権獲得を目指す。アンドレ・ブライテンライター監督を新たに迎え、新戦力も獲得した。目下の課題は、アウェーでの勝率を上げることだろうか。昨シーズンは17試合で10敗もしている。また、ゴールの数も増やさなければならない。

【ストライカー:フランコ・ディサント】
今夏、ブレーメンから移籍したフランコ・ディサントは、最も期待されている新加入選手の一人だ。アルゼンチン生まれのストライカーで、昨シーズンは負傷で8試合を欠場したが、13ゴールを挙げて得点ランキング6位となった。絶好機の62%で決めており、シュート4本で1ゴールという確率だった。スポーツ・広報担当取締役のホースト・ヘルト氏が、「彼は、まさに我々が探していた攻撃的選手のタイプだ」と言っていたのもうなずける。

【カウンターからの反撃】
もちろん、ディサントにはゴール・ゲッターとしての任務が任される。彼がスペースのあるところでボールを持つと危険だ。スペースのつくり方もよく知っている。昨シーズンのブレーメンはカウンターから7得点を挙げたが、そのうち3点はディサントによるものだった。これはシャルケにとって好都合だ。というのも、昨シーズンのシャルケは、カウンターからの得点がリーグ最下位の3ゴールだった。

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【初の公式戦でゴール】
8月8日、シャルケの新シーズン初の公式戦でディサントが早速ゴールを決めた。ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦のデュイスブルクとの対戦で先発に名を連ねると、31分にいきなりPKのキッカーを任される。しかし、これは相手GKにセーブされてしまう。2点のリードを奪っていた63分、アオゴのFKのこぼれ球をボレーでたたき込んで、“ようやく”初ゴールを挙げた。シャルケはこの試合を5-0で大勝し、ディサントはデビュー戦を白星で飾っている。

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【いきなり古巣と対決】
シャルケはブンデスリーガ開幕節でブレーメンと対戦する。ディサントにとっては、早くも古巣との対決となった。慣れ親しんだブレーメンのウェーザー・シュターディオンで、ディサントは初めてロイヤルブルー(シャルケの愛称)のためにゴールネットを揺らせるだろうかーー。

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