ブンデスリーガ2015/16シーズンの開幕2週間前の8月1日(土)、昨シーズンのリーグ覇者バイエルン・ミュンヘンとドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)を制したウォルフスブルクの両雄がドイツ・スーパーカップで激突する。

【バイエルン】
バイエルンは昨シーズンもリーグで磐石の強さを見せ、クラブ史上4回目の3連覇を果たした。しかし、DFB杯の準決勝(4月28日)では、PK戦の末にドルトムントに敗れると、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝(5月6日、12日)でグアルディオラ監督の古巣、バルセロナ(スペイン)に合計スコア2−5で敗戦し、やや尻つぼみでシーズンを終えた感は否めない。今シーズンはチームの象徴的な存在だったバティスタン・シュバインシュタイガーが抜けたが、ブラジル代表のドグラス・コスタ、チリ代表のアルトゥーロ・ビダルらを補強し、スター軍団であることは変わりない。

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【ウォルフスブルク】
ウォルフスブルクは、優勝した2008/09シーズンに次ぐ好成績の2位でシーズンを終えた。首位バイエルンとの差はなかなか縮めることができなかったが、後半戦の最初の試合となったバイエルンとのホーム戦では、4−1と圧勝し、王者の歯車を狂わせた。欧州リーグ(EL)ではベスト8に進出し、DFB杯ではドルトムントを破って初の同タイトルを獲得。FWマックス・クルーゼが加入し、バス・ドスト、ケビン・デブロイネ、アンドレ・シュアレらの攻撃力はさらに厚みを増し、ウォルフスブルク旋風を巻き起こす。

【対戦成績】

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両チームのブンデスリーガとDFB杯での対戦成績は、バイエルンが30勝4敗6分で圧倒している。ただし、昨シーズンの対戦は1勝1敗。開幕戦ではバイエルンが2−1で勝利を収めたが、2015年初の試合となった第18節ではウォルフスブルクが快勝。4分にドストが早々と先制ゴールを挙げると、前半ロスタイムに再びドストが追加点を奪い、後半開始直後のデブロイネの得点で試合を決定づけた。ここまで1敗もしていなかったバイエルンにとっては屈辱的な敗北であり、今大会でそのリベンジを目論んでいるに違いない。

【キープレーヤー】

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ケビン・デブロイネ(ウォルフスブルク)
昨シーズンは10得点20アシストでトップスコアラーに輝き、外国出身者では5人目となるドイツ年間最優秀選手賞を獲得。味方のシュートにつながったラストパスは124回で、リーグ最多18回の絶好機を演出した。前回のバイエルン戦では2ゴール1アシストをマークしている。

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ティアゴ(バイエルン)
 約1年の長期離脱を経てことし4月初旬に復帰。今シーズンはバイエルンの中盤のエンジンとしてチームに欠かせない存在となるだろう。ボールタッチ数はで平均で驚異の136回(90分)。切り札として投入された2013/14シーズンのウォルフスブルクとのアウェー戦では、バイエルンが6−1で大勝。これはウォルフスブルクのホーム大敗記録となっている。