Summary

  • ニュルンベルクの久保裕也にインタビュー
  • ブンデスリーガ初挑戦の心境
  • ニュルンベルクという街やチームの印象

今夏ニュルンベルクに移籍した久保裕也は、ドイツ初挑戦ながら開幕から8試合中6試合に先発し、主力として存在感を示している。2013年に京都サンガからJ1経験なしに欧州に乗り込んだ久保は、スイスのヤングボーイズ、ベルギーのヘントで経験を積み、1年間の期限付きでブンデスリーガにやってきた。今季1部に昇格したニュルンベルクで、「残留」という決して簡単ではない目標を背負い戦っている久保に、現在の心境を語ってもらった。

常に一緒にいるチームメイトはミシジャン

ーードイツのブンデスリーガへの移籍は、久保選手にとってどのような意味を持ちますか?

久保 もちろん、僕にとってはステップアップです。今までベルギー、スイスとプレーしてきましたが、また違うリーグだなと、攻守の切り替えもすごく早いですし、サッカーの部分での違いは大きい。レベルの高いチームが多く、そういうチームと対戦できるっていうことが、僕にとってはすごく大きな意味を持ちます。

ーーニュルンベルクというチームに馴染むために、どんな協力を得られましたか?また、よく一緒にいる選手は?

久保 チームメイトも、スタッフも、本当にみんながチームに馴染めるようにと声をかけてくれましたし、優しくしてくれました。中でも一番、よく一緒にいるのはミシジャン(フィルヒル・ミシジャン)ですね。ロッカールームも一緒だし、常に彼と行動を共にしています。

ーーミヒャエル・ケルナー監督についての印象や、監督が久保選手に求める役割についてはどうですか?

久保 普段はとってもフレンドリーで、すごくコミュニケーションをとってくれる監督だなという印象です。しっかり話ができるのはありがたいです。プレーに関しては、いろいろなポジションで使われるタイプだと自分でも思っていますし、そういう、どのポジションでも適応して仕事をすることを求められていると思います。

ーー今季のチームの目標は?

久保 チームの目標は、もちろん残留だと思うので、そこに僕もできる限りの貢献ができたらいいなと思いますか?

ーーファンについては?

久保 ホームの試合でも、アウェーの試合でも、スタジアムにきてくれるサポーターがすごく多い!ニュルンベルクには熱いサポーターがいると実感しました。

ブンデスリーガ初ゴール、早く取りたい!

ーー左右両足から繰り出す強烈なシュートが注目されていますが、ご自身が思う強みは?

久保 やっぱりシュートは僕の強みです。けど、ゴール前の細かいスペースでも自分のプレーを活かすことができると思いますし、シュートに持っていくまでのプレーも大事だと思っています。

ーー久保選手のブンデスリーガ初ゴール、いつ見ることができるでしょうか?

久保 それはもちろん、僕もブンデスリーガで早くゴールを取りたいなっていう思いで、ずっとやっています!

ーーヤングボーイズ(スイス)では肘を叩き、ヘントでは合掌と、ゴール後のパフォーマンスに注目されていましたが、ブンデスリーガでゴールを決めた時のポーズは決めていますか?

久保 いや、全く決めていないです。実際にゴールを決めた時、その時の感情次第かなと思います。

ーー今後、プレーの面で改善していきたいことは?

久保 相手が強いチームだと、カウンターサッカーも増えると思うので、その中で自分がどういう風にゴール前でチャンスを作れるか、得点に絡んでいけるかということを意識しています。攻撃の部分のクオリティーをもっと上げる必要がありますし、守備ではもっとハードワークしないといけないなと思っています。

ーー久保選手がブンデスリーガでお手本としている選手はいますか?

久保 見本としている特定の選手はいないですけど、すごく活躍されている選手はいっぱいいるので、ドイツで僕も、その一人になれたらいいなと思っています。

© gettyimages / Adam Pretty/Bongarts

ーーニュルンベルクという街についての印象は?

久保 すごく綺麗な街です。住みやすいですし、落ち着いた雰囲気だし、ゲント(ベルギー)に負けず劣らず美しい街だなと思っています。

ーー欧州での生活がすでに5年以上となりました。日本を恋しく思ったりしますか?

久保 最初に来た時は、すごく日本食が恋しいなと思っていまし、ホームシックみたいなことも経験しましたけど、最近は全くないですね。ドイツでも、日本食はかなり食べられますし。問題ないです。

ーーこの街の名物ニュルンベルガーソーセージはもう召し上がりましたか?バイエルン料理はお口に合いますか?

久保 はい。ニュルンベルクのソーセージはもう何度も食べました。すごく美味しいです。毎日ドイツ料理を食べてはいませんけど、ドイツのご飯は美味しいと思いますし、ソーセージは大好きです。

ーー休日の過ごし方は?趣味に没頭することはありますか?

久保 趣味は、特にこれといったものはないんです。休みの日は家でゆっくりしたり、テレビを見たり、DVDを見たり。あとは、色々な街に出かけたりします。最近は、ミュンヘンやシュトゥットガルト、デュッセルドルフにも行きました。

ーー初めてのブンデスリーガのシーズン、どの対戦相手を楽しみにしている?

久保 全てのチームとの対戦が僕にとっては楽しみです。ブンデスリーガは本当にどのチームであっても、強く、やりがいがある。

でも、相手がどこだろうが、勝ち点を取るぞと勝利に向かってやるのが僕たちのスタイルだと思うので、もっとハードワークして、チームにしっかり貢献できるプレーがしたいです。

© gettyimages / Adam Pretty

インタビュー:2018年10月10日実施