Summary

  • ホッフェンハイムの19歳ガイガー、独占インタビュー
  • 今季開幕戦に先発、ここまでリーグ戦11試合に出場
  • プロサッカー選手になれたことは「幸せ以外の何物でもない」

ホッフェンハイムのデニス・ガイガーが躍動している。史上最年少指揮官の肩書を持つユリアン・ナーゲルスマン監督の信頼を勝ち取り、今季10試合に先発中の同選手は、まだ19歳6カ月の若者。そこで当サイト独語版は、今後の成長から目が離せないガイガーとの独占インタビューを行い、自身の立ち位置やチームの現状などを語ってもらった。

――今シーズンが開幕し、あなたはプロ選手としての価値を高めています。こうなることを予想していましたか?

ガイガー 私はいつもサッカー選手になることを夢見ていました。プロになり、ブンデスリーガでプレーすることは、子どもの時からの目標で、最大の夢でした。今、こうしてその夢が叶ったことは、幸せ以外の何物でもありません。

――9月のシャルケ戦でブンデスリーガ初ゴールを記録しましたね。

ガイガー 本当に幸せでした。しかし試合中は自分の任務に集中していましたので、本当に実感が湧いてきたのは試合後数時間、または数日が経過してからですね。

© gettyimages / Alexander Scheuber

――試合後のメディア採点で、あなたはホッフェンハイムの選手の中でも2~3番目に高い数字を出しています。

ガイガー 私の最大の長所は、ただ純粋にサッカーをしたいと考えていることでしょうか。自分が何をできるかを分かっていますし、試合前も特別ナーバスになることはありませんね。

――どのように平常心を保っているのですか?

ガイガー 他の選手がやっているような、いわゆる儀式、またはジンクスめいたことは一切やりません。いつも通りグラウンドへ行き、90分間チームのためにベストを尽くすだけなんです。

――ホッフェンハイムに入団して9年目です。ナーゲルスマン監督のことは以前から知っていたと思いますが、彼の下でどのように成長できたのでしょうか?

ガイガー 私の成長を語るうえで、ナーゲルスマン監督の存在は不可欠です。まず、他の監督であれば、こんなにも多くの出場機会をもらえなかったでしょう。私のことを信頼し起用してくれることについて、本当に感謝しかありません。ここまでも非常に順調です。ですが、これで満足せずに、まだまだ成長していかなければなりません。

© gettyimages / Alexander Scheuber

――グラウンドの上での長所は何でしょうか?

ガイガー 冷静さと、素早い状況判断です。またチームのために走ることも、そこそこできますね。しかし目標としているレベルにはまだ程遠いのが現状です。

――特にどの点を伸ばしていく必要があるとお考えですか?

ガイガー 攻撃面では試合を打開するような決定的なパスをもっと出せるように、そして守備面ではフィジカルをさらに鍛えていかなければなりませんね。

――まだ若いのにブンデスリーガで11試合に出場し、さらに6番もしくは8番のポジションでプレーしながら、すでに2得点。これだけでも相当な価値です。

ガイガー いえ、8番のポジションでプレーするのであれば、もっとゴール前に顔を出していく必要があります。そして味方に良いパスを出すだけでなく、自分でもゴールを狙って行く姿勢を出していかなければなりません。

――個人では良い調子ですが、ここ数週間チームの調子は波がありました。

ガイガー 言い訳はできませんね。しかしけが人もかなり多かったのも事実です。ホッフェンハイムは今季欧州リーグ(EL)に出場し、過去に経験したことのない負荷がかかっています。今はただ、今季序盤に見せてきたような自分たちの力強さを信じていくしかありません。

© imago / Avanti

――前半戦も残りわずかです。個人的にはどのような目標を掲げていますか?

ガイガー まずは毎日のトレーニングで全力を出すこと、そして早く成長することです。そして試合に出場できたら、できるだけ良い試合を多くできるようにすることです。他のことについては何も考えていません。

――負傷の影響で、11月のU21ドイツ代表デビューは逃してしまいました。

ガイガー 問題ではありません。U21代表に招集されたことが誇りでしたし、本当にうれしかったです。3月にまたシュテファン・クンツ監督から呼んでもらえたらいいですね。