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1ー1のまま延長でも決着がつかずPK戦に突入。最後はヘルタのカルーが外し、ドルトムントが準々決勝へ駒を進めた - © © imago
1ー1のまま延長でも決着がつかずPK戦に突入。最後はヘルタのカルーが外し、ドルトムントが準々決勝へ駒を進めた - © © imago

ドルトムント、120分間の死闘制す

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2月8日、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)3回戦2日目が開催され、香川真司が所属するドルトムントは本拠地で原口元気のヘルタ・ベルリンと対戦し、1ー1(3PK2)で勝利した。香川はベンチ入りも出番なし、原口は先発から96分までプレーし、先制点の起点となった。

ドルトムント 1ー1(3PK2) ヘルタ

開始からドルトムントがデンベレ、ロイス、オバメヤンのスピードを活かし、縦に速いサッカーでヘルタを圧倒する。

しかし9分、ソクラティスがボール処理にもたついているところをイビシェビッチがカット。ペナルティーエリア内まで運びシュートを打つが、ソクラティスが後方から足を出し、ボールに当たってCKとなった。

依然として優勢に進めるドルトムントも15分、ワイグルがデンベレへグラウンダーの縦パスを出すと、ダイレクトでヘルタゴール方向に送り、オバメヤンが最終ラインを突破。GKもドリブルでかわすが、コントロールを誤り、シュートを打つことはできない。

さらにその1分後、ペナルティーエリア内のオバメヤンがGKと1対1の場面を迎える。ところがヤルステインは指先でボールを弾いてコースを変え、CKに逃げた。

そして27分、原口が落としたボールをシュタークが受け、右からDFとGKの間にクロスを放り込むと、飛び込んだカルーが足を伸ばしてネットへ。一瞬の隙を突いたヘルタが先制点を奪うことに成功する。

ヘルタの1点リードで迎えた後半、開始直後に試合が動く。47分、デンベレがペナルティーエリア右で後ろのプリシッチに落とし、中へグラウンダーセンタリング。これをロイスがダイレクトでゴール右に決め、ドルトムントが同点に追いついた。

50分にはロイスが右サイドのスペースへボールを送り、デンベレが抜ける。センタリングがブルックスに当たってこぼれたところをゴール至近距離のロイスがフリーで狙ったが、ラングカンプが足を伸ばして見事にブロックした。

83分、ロイスがペナルティーエリア左に進入し、ペカリクをかわしてファーサイドへセンタリング。しかし懸命に守備へ戻ったカルーがヘディングでCKに逃げる。87分には右CKをデンベレが蹴り、ファーサイドのロイスがハーフボレーで狙うも、ボールの芯を捉えられず枠を外れてしまった。

1ー1のまま90分間の戦いが終わり、延長戦に突入すると104分、デンベレが足を痛めてしまい、そのままピッチ外へ。ドルトムントはすでに4枚の交代枠を使い切ってしまったため、1人少ない状態での戦いを強いられてしまう。

デンベレが延長後半開始とともにピッチへ戻ったが、どちらも決定機を作れず、119分には主審への抗議をくり返したソクラティスが1度に2枚の警告を受け退場。ドルトムントが10人となり、スコア1ー1でPK戦に突入した。

先行のヘルタは、ルステンベルガーとダリダの2人が立て続けに外したが、ドルトムントは4人のうち3人が決める。最後はヘルタ5人目のキッカー、カルーが枠を外し、ドルトムントが3PK2で勝利した。

【得点】

ドルトムント:ロイス(47分)
ヘルタ:カルー(27分)

【ラインナップ】

ドルトムント(3-5-2)
ビュルキ;ピシュチェク(46分 プリシッチ)、ソクラティス(119分 退場)、バルトラ;ドゥルム、デンベレ、ワイグル、ゲレイロ(77分 カストロ)、シュメルツァー(46分 ギンター);オバメヤン、ロイス(91分 シュアレ)

ヘルタ(4ー2ー3ー1)
ヤルステイン;ペカリク、ラングカンプ、ブルックス、ミッテルシュテット;シュターク、シェルブレッド(84分 ルステンベルガー);原口(96分 エスワイン)、ダリダ、カルー;イビシェビッチ(60分 シーバー ※シーバーは118分にアラギと交代)