Summary

  • 代謝障害による長期離脱から復帰を果たしたゲッツェ
  • ボス監督の信頼を得てシーズン開幕から出場機会を獲得
  • 「9月中のフル出場」を目指してコンディションの回復に務める

長期離脱から戦列復帰を果たしたドルトムントのマリオ・ゲッツェが試合をこなすごとにトップフォームを取り戻りつつある。ペーター・ボス監督は今季のチームをけん引する存在として背番号10に大きな信頼を寄せている。

ゲッツェは代謝異常によって2月に戦線離脱。7月に復帰したものの、現時点ではまだ100%のコンディションとは言えない。それでも第2節のヘルタ・ベルリン戦ではインパクトのある数字を残した。63分にベンチに退くまでチームメートの誰よりも長い距離(走行距離8.3キロ)を走り、MF最多の75回のボールタッチ数を記録してチームのパフォーマンスに大きな影響を与えていた。

2ー0の勝利を収めた後、ゲッツェは「またピッチに立てるようになって素晴らしい気分だよ。100%の状態に戻るにはもう何試合か試合に出てリズムを得ることが必要だ」とコメントした。香川真司とマフムート・ダフートのコンディションも整いつつあり、中盤セントラルの選択肢は豊富だが、ボス監督は今後もゲッツェにチャンスを与えていくつもりだ。

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Lukas Schulze

ゲッツェは言う。「このチームでは自信を持つこと、調子がいいと感じること、安定しているということが非常に重要なんだ」。彼がそのことに気づいたのは、バイエルン・ミュンヘンから古巣ドルトムントに復帰を果たし、以前とは違ったポジション、役割を担うようになってからだという。

ボス監督が採用する4ー3ー3システムにおいて、ゲッツェは以前よりも深い位置に自身の役割を見いだしている。ラストパスのコースを見つける創造性と広い視野、つまり10番としての能力を持ちながら、ヌリ・シャヒンとともに8番の役割を担い、最終ラインの前を固めている。このポジションにはより勤勉さが求められるが、本来の強さが戻ってくれば今以上にうまく働けるだろう。

「9月にはフル出場できるようになると思う」。懸命にここまで戻ってきたゲッツェは、さらに前進するための努力を惜しまない。「プレシーズン中に練習を再開したいと思っていたから、目標の一つは達成した。僕にとってはそれが重要だった。ここまではとても順調にきているよ」