注目のルールダービーを前にドルトムントのエースが独占インタビューに応じた - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Maja Hitij
注目のルールダービーを前にドルトムントのエースが独占インタビューに応じた - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Maja Hitij

オバメヤンがルールダービーを語る

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ドルトムントのピエールエメリック・オバメヤンはここまで7試合で7ゴールと今季も点取り屋としての能力をいかんなく発揮している。矢のような速さを武器に進化を続ける27歳に、目前に迫ったシャルケとのダービーマッチや得点王争い、ピッチ外での趣味について語ってもらった。

――第8節のインゴルシュタット戦では、初めてキャプテンマークを巻いて試合に臨みました。どのような気持ちでしたか?

オバメヤン 変な感じだったけど、とても気持ちいいものだね。

――あなたはまだ27歳ですが、ドルトムントの中では経験豊富な選手と言えます。若く、生きのいい選手たちが多いチームにあって、年長者という役割をどう捉えていますか?

オバメヤン とりあえず年齢相応でありたいとは思っているよ。ちょっと前までヤングスターだった僕が、いつの間にか年長組に入っていたのは不思議な感じだけどね。ただ、それは嫌なことじゃない。若く、才能あふれる選手たちと一緒にピッチに立つのはとても楽しいからね。

――ブンデスリーガではこれまでのシャルケ戦6試合で4得点を挙げています。ルールダービーでのゴールはどのような意味を持つと思いますか?

オバメヤン もちろん大きな意味があるよ! このダービーがクラブとサポーターにとってどれほど重要なものかは、誰もが理解している。今度の一戦が大一番になることも分かっている。いい試合ができると確信しているよ。選手たちは試合を楽しみにしているし、準備もできている。

――ルールダービー前の雰囲気はどうですか?

オバメヤン 特別な空気だね。この街にいる人々の目を見るだけで、絶対にダービーに勝ってやるという負けん気が沸いてくる。ファンからはこう声をかけられるんだ。「いよいよだな! ダービーには勝ってくれよ。勝利を待っているぞ!」ってね。誰もが試合を心待ちにして、楽しんでいるんだ。ダービー前の雰囲気は独特だよ。

――チームの顔ぶれが一新されたことで、あなたのプレースタイルも変わりましたか?

オバメヤン 昨季とは違うよね。力のある選手がチームを離れたわけ出し、ずっと一緒にやってきた彼らがいた時はゴールを決めるのも簡単だった。でも、その代わりにいい選手がたくさん入ってきた。ゴールを決めるのが簡単になったのか、それとも難しくなったのか、シーズンが始まったばかりの今の段階ではまだ言うことはできない。言えるのは、今のチームには大きな才能を秘めた選手がいるということだ。チームはまだトップフォームに届いていない。だから選手みんながハードな練習をこなしていかなければいけない。残念ながら今は負傷者も多く、総力戦になっている。故障者が戻ってくれば、僕も楽になるんじゃないかな。

- © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Maja Hitij