Summary

  • フライブルク残留の立役者となったペーターセン
  • 今季はリーグ2位、ドイツ人最多の15ゴールをマーク
  • ドイツ代表のW杯候補メンバー入りを果たす

通算の“ジョーカーゴール”数はブンデスリーガ歴代最多の20ゴール…。フライブルクのニールス・ペーターセンはこれまでチームの切り札として決定的な仕事をこなしてきた。昨年9月20日のハノーファー戦を最後に途中出場でのゴールはないが、今季は全15ゴールのうち14ゴールを先発出場で記録。フローリアン・ニーダーレヒナーの負傷離脱によってジョーカー役からレギュラーに昇格し、先発出場でもゴールを挙げられることを示した。ペーターセンの活躍によってフライブルクは残留。その活躍の先に待っていたのがドイツ代表のワールドカップ候補入りというサプライズだ。

シーズン15ゴールは得点王に輝いたロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)に次ぐリーグ2位。ドイツ国籍選手の中ではトップの成績だった。総得点が「32」という攻撃力に乏しいチームにおいて15ゴール1アシストと総得点の半分に絡む活躍を披露。もしペーターセンがいなければフライブルクは降格していたかもしれない。

シュート62本、シュートアシスト45本は、ともにチームトップ。1試合平均走行距離は12.1キロと、平均的なストライカーのスタッツを約2キロも上回っている。この数字を見れば、ペーターセンの価値が点取り屋だけにとどまらないことが読み取れる。一方、第20節のドルトムント戦では“月間ベストゴール”にも選出された40メートル級のスーパーミドルで得点を記録。強烈なインパクトを与えるゴールも決めている。

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最終節で残留を決めた後、ペーターセンは「これ以上のことはない。今季も僕らより下に3チームがいる状況をキープすることができた」と喜んだ。これでクラブでのシーズンは終わったが、ペーターセンにはW杯出場という大きな目標がある。

23日から合宿をスタートさせたドイツ代表は、6月2日にオーストリアと親善試合を行う。そして4日にはロシアに行く最終メンバーが決定する。短時間で結果を残すのはペーターセンが最も得意とするところ。サプライズ枠から23人枠に滑り込む可能性もありそうだ。

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