Summary

  • ドイツ・スーパーカップ2018が間もなく開催
  • 長谷部と鎌田のフランクフルトがバイエルンに挑む
  • 注目の3番勝負を紹介

ドイツ・スーパーカップ2018が8月12日に開催され、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)優勝を飾った長谷部誠と鎌田大地のアイントラハト・フランクフルトが、前シーズンのブンデスリーガ覇者バイエルン・ミュンヘンを本拠地に迎える。2018/19シーズン最初のビッグマッチを目前に控え、今回注目すべき3つの1対1を以下に紹介していく。

ダビド・アブラハム vs ロベルト・レバンドフスキ

おそらくバイエルンの最前線に起用されるのは、ブンデスリーガ歴代の助っ人外国人で最強との呼び声もあるレバンドフスキだ。同選手は、昨シーズンもリーグ戦29ゴールを挙げ、自身3度目の得点王を獲得。通算ゴール数は現在180まで積み上げられ、ブレーメンのクラウディオ・ピサロが持つ外国籍選手歴代最多得点記録(192得点)を今シーズン中に更新するかもしれない。そんな恐るべきストライカーに対峙するのは、最終ラインの要アブラハムだ。昨季の1対1勝率は64%と高く、空中戦に限ればさらに72%まで跳ね上がる。またポジショニングも非常に巧みでインターセプト数も多く、昨季バイエルン戦ではレバンドフスキを完封している。

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Hofmann

ミヤト・ガチノビッチ vs レオン・ゴレツカ

両クラブは昨季DFB杯決勝でも激突しており、後半ロスタイムにフランクフルトの勝利を決定づける3点目を決めたのが、ガチノビッチだ。トップ下からボランチ、サイドやシャドーなど、中盤のありとあらゆるポジションを務めるフレキシブルさがあり、ゴールへ向かう意志も強い。そんなオールラウンダーとマッチアップすることになりそうなのが、今夏シャルケからバイエルンへ移籍を果たしたゴレツカである。MFとしては高めの51%という1対1勝率を昨シーズン記録し、1試合あたりの平均走行距離は約12km。特に攻撃面での貢献は顕著で、ドリブルからシュートまで高い精度を誇る。彼らの出来が、試合の行方を決定づけることになるかもしれない。

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アンテ・レビッチ vs ヨシュア・キミッヒ

「レビッチの存在なくしてフランクフルトの30年ぶり戴冠はありえなかった」と言っても過言ではない。バイエルンとのDFB杯決勝では2ゴールを決め、その勢いを保ちながらFIFAワールドカップ・ロシア大会でもクロアチア代表メンバーとして躍動。おそらく今のブンデスリーガで最も“ノッている”男を止めなければならないのは、「ラームの後継者」という地位を瞬く間に築き上げたキミッヒだ。昨季は1対1勝率54%、1試合の平均走行距離11.7km、10アシストと安定したパフォーマンスを発揮。レビッチとは対照的に屈辱まみれのW杯を過ごした同選手は今、勝利に飢えている。

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