Summary

  • レーバークーゼンのハフェルツが史上最年少でブンデスリーガ50試合出場
  • チームメートやクラブ幹部が絶賛する期待のタレント
  • 歴代のレコードホルダーはいずれもドイツ代表入り

レーバークーゼンのカイ・ハフェルツが4月14日に行われた第30節のアイントラハト・フランクフルト戦でブンデスリーガ50試合出場を達成した。18歳と307日での50試合到達はティモ・ウェアナー(ライプツィヒ)が持っていた18歳351日の記録を更新する史上最年少記録だった。

エジルのテクニックを備えた“バラック2世”?

ハフェルツは自身にとって節目となる一戦で先制点と勝ち越し点をアシスト。欧州カップ戦の出場権を争うライバルとの直接対決で4ー1の勝利に大きく貢献した。先制点を決めたユリアン・ブラントは、自身のゴールをお膳立てしたハフェルツについて「動きと技術、そして考え方も素晴らしいものを持っている。世界的なスター選手になるための素質がある」と褒めちぎる。

18歳ながらピッチでの振る舞いにはすでに200試合に出場しているかのような貫録が漂う。そんな彼の天性のテクニックをルディ・フェラーSDは「メスト・エジル(アーセナル)のようにボールを扱うことができる。いとも簡単に操っているように見える」と絶賛する。エジルを憧れの選手として挙げるハフェルツにとってはこれ以上ない褒め言葉だろう。また、そのプレースタイルから、かつてドイツ代表の主将を務めたミヒャエル・バラックによく似ているという声も多い。

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

ポジション固定で才能が大きく開花

タイフン・コルクト前監督、その前任のロガー・シュミット監督の下ではポジションが定まらず、右サイド、6番や10番、さらにはFWと複数のポジションをこなさしてきた。しかし、現指揮官のハイコ・ヘアリッヒ監督はハフェルツを攻撃的MFに固定。ようやく一つのポジションに落ち着いたことで、より持ち味を発揮できるようになった。50試合で7ゴール15アシストはMFの選手としては十分な数字だろう。

ハフェルツはもう一つの記録更新を視野に入れている。今季中にあと2ゴール挙げることができれば、史上最年少でのシーズン9ゴール達成。現Uー15ドイツ代表監督のクリスティアン・ブックが1991/92シーズンに打ち立てた8ゴールの記録を四半世紀ぶりに更新できるかもしれない。

ドラクスラー、ウェアナー…A代表を約束された系譜

ハフェルツは現在Uー19ドイツ代表のキャプテンとして活躍しているが、最近では飛び級でのA代表招集を推す声も高まっている。これまで最年少でブンデスリーガ50試合出場を達成してきたユリアン・ドラクスラー(19歳5日、当時シャルケ)とウェアナーは、いずれものちにドイツ代表入りを果たした。今すぐではないとしても近い将来、ハフェルツにもその道が開かれるはずだ。

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