Summary

  • トゥヘル監督の目標はトップ3の確保
  • 前半戦で安定性を欠いたのは選手の負傷が原因
  • 前任者クロップとの比較は「不公平」

ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、冬季キャンプを行っているスペインのマルベーリャでドイツメディアの取材を受け、チームの状況やクラブとの関係、そして前指揮官のユルゲン・クロップについて語った。

ブンデスリーガ前半戦は16試合でわずか7勝に終わり、6位でウィンターブレイクを迎えた。昨季の強烈な攻撃力は鳴りを潜めているものの、改善していけば目標であるチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内のトップ3入りを達成できるとトゥヘル監督は言う。「最低でもトップ3で終わらなければいけない。攻撃サッカーへの覚悟を貫かなければいけないが、前線の能力を損なうことなく守備面にも注意する必要がある」

前半戦でドルトムントが達成したクリーンシートはわずか3試合のみだった。それでも指揮官は安定性を欠いた大きな理由が、選手ではなく、負傷者続出という不運にあると信じている。「我々には万全の選手が必要だ。スベン・ベンダーとマーコ・ロイスが復帰した時、チームはとても効果的だった。だが、それも攻撃と守備で正しいバランスを見つけることがカギだ。注意力も必要だが、リラックスして失敗から学ぶことも重要だよ」

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就任から1年半が経ったトゥヘル監督は、クラブとの関係も良好であるという。ハンスヨアヒム・バツケ会長とミヒャエル・ツォルクSDについて、「私たちは高いプロ意識持ち、建設的で親しい関係を築いている」と口にした。だが、自身の契約について話が及ぶと、「バツケやツォルクは私とシーズン中に交渉するのが難しいことを知っている。契約の半分が過ぎただけだから、リラックスしているよ」と語るにとどまった。

1年半が経った今もドルトムントには前任監督の影が色濃く残っている。トゥヘル監督も一時代を築き上げたユルゲン・クロップとの比較は避けたいようだ。「クロップと比較されることほど不公平はことはない。ユルゲンほど周りの人たちに強い影響を持つ人を知らないよ」

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