チチャリードはブンデスリーガ参戦以来、ここまで47試合に出場して27ゴールを挙げている - © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
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ブンデスリーガ

レーバークーゼン移籍の舞台裏

2015年8月、レーバークーゼンはあるスター選手の獲得に成功した。イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドに所属していたメキシコ代表FWチチャリートだ。2015/16シーズンのブンデスリーガにおいて「最高の補強」と言われたこの移籍劇はどのようにして実現したのだろうか。

レーバークーゼンのスポーツマネージャーを務めるヨナス・ボルト氏は当時、コーヒーを片手に「チチャリートを獲得すべきだ」と話していた。これにスポーツディレクターのルディ・フェラーが賛同。これがチチャリートのブンデスリーガ挑戦の始まりだった。

移籍決定前の2014/15シーズン、チチャリートはマンチェスター・Uからの期限付き移籍でスペインの強豪レアル・マドリードでプレーしていた。ビッグクラブで活躍していたストライカーを、レーバークーゼンはなぜ獲得できたのだろうか? この移籍実現の裏には、何よりボルトSBとフェラーSDの意欲と決意があった。

子どもの頃からレーバークーゼンのファンだったというボルト氏は、2003年からユース部門で働いたのち、スカウトに就任。ドイツ人の父とチリ人の母の間に生まれ、その流暢なスペイン語を駆使して数々の南米出身選手の発掘に貢献してきた。2007年のU-20FIFAワールドカップで見いだしたチリ人コンビのチャルレス・アランギスとアルトゥーロ・ビダルの補強がいい例だろう。南米出身選手との重要な調整役としてクラブに欠かせない存在となったボルト氏は2015年、これまでに成立させた移籍の中で最も有名なスター選手の獲得に挑んだ。

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