今季の2部リーグを制し、1年でのブンデスリーガ復帰を決めたシュトゥットガルト - © gettyimages / Thomas Niedermueller
今季の2部リーグを制し、1年でのブンデスリーガ復帰を決めたシュトゥットガルト - © gettyimages / Thomas Niedermueller
ブンデスリーガ

シュトゥットガルトの再出発

クラブ史上2度目、41年ぶりの降格から1年。シュトゥットガルトが圧倒的な強さで2部リーグを制し、1年でのブンデスリーガ返り咲きを果たした。2007年のブンデスリーガ制覇を含め、過去3度のリーグ優勝を誇る名門にとって、新シーズンは捲土重来を期して迎える再出発の1年となる。

2部降格でイチからスタート

2部降格によって出直しを強いられたシュトゥットガルトは昨夏、指揮官にヨス・ルフカイを招聘。新たにスポーツ担当取締役となったヤン・シンデルマイザー氏の下でチーム再建に踏み出した。ホームゲームには2部では過去に例を見ないほどの観客が詰めかけ、チームのブンデスリーガ復帰を後押し。しかし、開幕から間もない第4節終了後、シンデルマイザー氏との意見の食い違いからルフカイ監督がクラブを去るという緊急事態に陥る。

ただ、結果的にはこれが吉と出た。新指揮官に就任したのは、ドルトムントのユースチームで国内優勝を成し遂げたこともあるハネス・ウォルフ監督(当時35歳)。プロチームでの指揮経験がない気鋭の若手監督は、経験豊富な選手と才能ある若手をうまく融合させることで良質なチームを作り上げることに成功する。

今季のシュトゥットガルトは終了間際のゴールで多くの試合をモノにしてきたが、これも指揮官の手腕によるところが大きい。選手のモチベーションコントロールに長けけ、レギュラーではない2番手の選手たちにも信頼を寄せて能力を引き出した。ダニエル・ギンチェクは、「監督の下でチームは成長できた。専門的な知識を選手に植えつけ、練習では高いレベルを要求しながら背中を押し続けてくれた」と話す。

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