Summary

  • シュテーガー監督がドルトムントの新指揮官に就任
  • つい先日までケルンを指揮
  • シュテーガー監督の経歴をおさらい

ドルトムントの新指揮官に就任したペーター・シュテーガー監督はどのような経歴の持ち主なのだろうか。豊富な経験を備えた熱心な戦術家に関して知っておくべき項目を以下にまとめた。

1)成功を収めた選手時代

シュテーガー監督はオーストリアのウィーン出身。現役時代は溢れる闘志と確かな戦術眼を備えたMFとして、リーグ戦527試合に出場、125得点を挙げている。オーストリア・ウィーンではリーグ優勝とリーグカップ優勝を3回ずつ経験。また、オーストリア・ウィーンのライバルチームであるラピド・ウィーンでもリーグタイトルを獲得している。1996年にはブリュッセルで行われたUEFAカップウィナーズカップ決勝に進出するも、パリ・サンジェルマンに敗れた。

2)オーストリア代表

1988年のスイス戦でオーストリア代表デビューを飾り、レギュラーとして65試合15得点を記録。1998年のフランス・ワールドカップではグループステージのカメルーン戦とイタリア戦に出場している。

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3)指導者への道

最初に指揮を執ったのは古巣オーストリア・ウィーンのアマチュアチーム。そこで好成績を残してトップチームの監督に昇格すると、指揮官となってわずか数週間でオーストリアカップを制覇した。チームはそのシーズンにリーグ優勝も果たしたが、シュテーガー監督はスポーツディレクターに就任していたためチームの指揮は執っていなかった。その後はファースト・ビエナ、グラーツァーAKなどを指揮し、ケルンの監督に就任する前の2012年にオーストリア・ウィーンの監督に復帰。リーグ史上最多勝ち点で再びリーグ優勝を飾った。

4)ケルン時代

ケルンの監督には2013年6月に就任。すぐに手腕を発揮し、当時2部にいたクラブをブンデスリーガ昇格に導いた。昇格1年目は12位でフィニッシュ、2015/16シーズンに9位まで順位を引き上げると、2016/17シーズンにはクラブを5位に導き、ケルンにとって25年ぶりとなる欧州リーグ出場権を獲得。指揮官としてキャリア最大の功績を残した。

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5)まさかの低迷…そして

5シーズン連続でケルンを率いた初の指揮官として今季の開幕を迎えたが、序盤からチームは低迷。第6節でハノーファーに引き分けるまで開幕から5連敗を喫した。チームはその後も勝利から遠ざかり、欧州リーグ(EL)の最終節を前に解任が決定。しかし、解任から1週間でドルトムントの監督に就任した。

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