Summary

  • シャルケ所属ナルド、ブラジル人歴代最多出場記録
  • ブンデスリーガ第20節シュトゥットガルト戦で通算337試合
  • 来夏開催のロシアW杯出場も見据える

1月27日に行われたブンデスリーガ第20節2日目シュトゥットガルトシャルケで、この先しばらくは破られないであろう大記録が誕生した。この試合でシャルケのCBナルドが、レーバークーゼンバイエルン・ミュンヘンハンブルガーSVで活躍したゼ・ロベルトを抜き、ブラジル人としては単独トップとなるブンデスリーガ通算337試合出場を達成したのだ。

ブレーメンのユニフォームに身を包みながらのドイツ初出場は、今から12年以上も前の2005年8月5日。その後ウォルフスブルクを経由し、現在シャルケに在籍するナルドは35歳となった今も“衰え”と縁遠く、むしろプレーの質・量ともに向上するばかり。同クラブでスポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデルも、「シャルケに来てからの彼は、我々が望んでいたリーダー的存在になってくれました。ピッチの上で能力を証明し、自身の価値を高め続けているのです」と、絶大なる信頼を寄せている。

© gettyimages / Martin Rose

ナルドとシャルケが結んだ現行の契約は、2019年6月30日が期限となっている。仮にこれを満了するとなれば、その時に同選手は37歳。しかし、「2019年以降もシャルケのためにプレーできたらいいですね。このクラブで現役を引退するかもしれませんが、まだ当分は辞めることなど考えないでしょうね」と語ったように、彼の目はその先の契約延長も見据えている。

だが、それも当然だろう。2017/18シーズン第20節終了時のシャルケにおいて、全試合フル出場を成し遂げているのは、守護神ラルフ・フェアマンとナルドのみ。「本当に気分良くプレーできていますし、チームの成功に貢献できてうれしいです」という言葉にも、自然と力がこもる。

198cmという恵まれた体格は、守備だけでなく攻撃でも存在感を発揮する。ブレーメンで22ゴール、ウォルフスブルクで16ゴール、そしてシャルケで6ゴールと、主にセットプレー時には重要な得点源にもなるのがナルドの強みで、第13節ドルトムント戦、そして第17節アイントラハト・フランクフルト戦のロスタイム弾のように、その活躍をあげれば枚挙にいとまがない。ナルドがこのまま今季終了まで“サッカー人生第2の春”を謳歌できれば、ロシア・ワールドカップ出場への期待もより高まっていくことだろう。

「ブラジル代表に入る準備はできていますし、もちろん希望も持っています。ブラジル代表のCB枠はおそらく4つ。まだ1つは空席だと思っています。まずはビッグクラブの1つであるシャルケのためにプレーし、成功を掴み取ること。ブラジルでもシャルケの試合は定期的に放送されています。ブラジル代表にカムバックするという夢は、この先も続いていきますよ」