Summary

  • 5月25日、29日開催の入れ替え戦に臨むウォルフスブルク
  • 入れ替え戦の相手は2部3位のブラウンシュバイク
  • ウォルフスブルクのエースは残留に自信

ブンデスリーガ最終節、残留を懸けた16位ハンブルガーSVと15位ウォルフスブルクの直接対決は、終了間際の88分に勝ち越したハンブルクが逆転で残留に成功。ウォルフスブルクはあと2分で届くはずだった残留確定を逃し、2部3位との昇降格プレーオフに回ることになった。

課せられたミッションは初の2部降格阻止

5万7000人が詰めかけたスタジアムでサポーターと喜びを分かち合うハンブルクの選手たち——。その光景とは対照的に、ウォルフスブルクの選手たちはピッチでがっくりとうなだれていた。

1997/98シーズンの初昇格以降、20年にわたってブンデスリーガの舞台で戦ってきたウォルフスブルクが、クラブ史上初の入れ替え戦を戦うことになる。

対戦相手のブラウンシュバイクは同じニーダーザクセン州を本拠地とするチームであり、シーズン最後のサバイバルゲームはダービーマッチという独特な雰囲気の中で行われることになる。入れ替え戦の第1戦は5月25日に迫っており、落ち込んでいる時間はない。ハンブルク戦でチーム唯一のゴールを決めたロビン・クノッヘは、「今日だけは悲しんでもいいが、明日からは頭を切り替えて木曜の試合に集中していく」と、切り替えの必要性を強調した。

© gettyimages / Hitij / Bongarts

ハンブルクから持ち帰った教訓

エースのマリオ・ゴメスはハンブルク戦を振り返り、“引き分け狙い”が裏目に出たことを認めた。「サッカーは時として残酷だ。あの結果について自分たちを責めることはできない。でも、後半はあまりにも受け身だった。終盤に入ると、引き分けに持ち込もうという考えに傾いてしまった」

それでもゴメスは「俺たちは落ちない!」と言い切る。ハンブルク戦は悔いの残る試合となったが、ポジティブな要素も持ち帰ってきた。オラフ・レッベSDは、「序盤はいい試合運びができていた。アウェー戦だったが主導権を握っていた」と、同点に追いつかれるまでの内容には手応えを感じている。

ゴメスは「力はウチのほうが上。今季の最低目標を達成すべく2試合が残されている」と自信をのぞかせる一方、ハンブルクでの過ちを繰り返すことがないよう警笛も鳴らしている。「入れ替え戦は180分間、主導権を握って戦わなければならない。相手の出方を待っていてはダメだ。キックオフから最後まで、集中していかなければね」

ブラウンシュバイクがブンデスリーガに在籍していた2013/14シーズンの両チームの対戦成績はブラウンシュバイクの1勝1分け。ウォルフスブルクにとっては決して相性のいい相手ではない。だが、プレーオフの本命はやはりウォルフスブルクだろう。苦しみ抜いたブンデスリーガの常連クラブは、初の2部降格を阻止すべく最後の決戦に臨む。