Summary

  • ケルン守護神ホーン、インタビュー
  • チームは第16節を終えて未勝利で最下位
  • 暫定監督の下、離脱者も絶えず

大迫勇也が所属するケルンは12月13日にアウェーで行われたバイエルン・ミュンヘン戦に0ー1で敗れ、ブンデスリーガ第16節を終えて3分13敗となった。チームは今月3日にペーター・シュテーガー監督を解任し、年内は同クラブU-19のシュテファン・ルーテンベック監督が暫定的に指揮を執ることに。また、6日にはアーミン・フェー氏がゼネラルマネジャーに就任し、チームの立て直しを図っている。大迫やジョン・コルドバ、ヨナス・ヘクターら多くの主力をけがや病気で欠き、厳しい戦いが続いているが、バイエルン戦後にGKティモ・ホーンにインタビューを行った。

ーー今節も勝ち点を獲得することはできませんでしたが、前節フライブルクとの3ー4の逆転負けの時とは違う気分ではないでしょうか?

ホーン フライブルク戦はかなり残酷でしたからね。あの日の後もなかなか顔を上げることができず、引きずりました。そして、シーズンで一番難しい試合のためにミュンヘンへと発ったわけですから、容易な仕事ではありませんでした。僕たちは可能な限りのことを試しました。僕の見解では、昨季のバイエルン戦(1ー1)よりもチャンスの回数は多かったと思います。前半はペナルティーエリア内で2回、シュートまで持ち込めるシーンがありましたが、GKトム・シュターケに対応されてしまいました。運に見放されることも多かったです。でも、 ベストメンバーを揃えてきたバイエルン相手に最終的には1失点で抑えられたので、よかったです。だから、チームを褒めたいと思います。

ーー試合前はバイエルンのゴール祭りになるのではと言われていました。そういったことが逆にケルンの選手たちにとってはモチベーションになったのでしょうか?

ホーン 僕たちはそのことに反論したくて、自分たちの仕事をしました。監督も事前にはっきりと言っていました。わずか1失点に抑えられたので、僕たちはある程度は満足しています。ただ、自分たちも点を取り返さなければいけなかったのに、それができずに負けてしまいました。うまくはいきませんでしたが、よくやりました。バイエルンが90分間にわたって力を発揮していたわけではないとも言えますけどね......。それでも、このようなチーム相手にはまずは屈してはいけないですし、そのようにやりました。

© gettyimages / Alexander Hassenstein

SBをFWで起用するチーム事情

ーーDFルーカス・クリュンターは不慣れなFWでプレーしました。

ホーン 彼は右SBでもスピードがありますからね。だから、監督は彼を前線へ送り込んだのです。最初は不自然でしたが、彼はフライブルク戦でもうまくやり、1ゴールを決めました。今回も2回の決定機がありましたし、よく走り回っていました(走行距離は11.5km)。彼一人でバイエルンのエネルギーを消耗させた部分もありましたよ。常に走ってましたね。彼には賛辞を送りたいです。前線に一人でDF陣と競り合い、プレッシャーをかけるのは簡単ではないのに、彼はそれを本当によくやりました。

ーー特にフライブルク戦のような惨敗を喫した後、どのように毎回、立ち上がるのでしょうか?

ホーン 監督はチームのために心血を注いでくれています。この任務に本当に意欲を持っています。彼はあらゆることを試していますし、選手たちとたくさん話します。ビデオを見せながら試合中のシーンを振り返ったり、選手との個別ミーティングをするなど、僕たちの能力を引き出そうと、1試合も無駄にはしないようにしています。フライブルク戦の前半は素晴らしいパフォーマンスでした。しかし、その後は崩れてしまった。それは負傷者が続出しているため、自分たちのコンディションが十分ではないからかもしれません。今日の試合では最後の最後まで全てを出しました。残念ながら、それが十分ではありませんでしたが......。僕たちはアーミン・フェーをゼネラルマネジャーに招聘できたことを非常に喜んでいます。彼こそこのような状況において適任者です。チームのプレッシャーも少し軽くしてくれました。 非常に難しかったですが、今日の試合はこれまでより少し気を楽にしてプレーできました。

© gettyimages / Matthias Hangst

ーーフェー氏はブンデスリーガ2部への降格の可能性を鑑み、そろそろ別のプランを立てなければとも話していました。

ホーン 世間に向けて、またチームに向けても明白な発言ですよね。チームは週を追うごとに分かってきてはいましたが、ここで彼はチームにとって確かな発言をしたと思います。第16節を終えて勝ち点が3であれば、やる気を下げないために奇跡を信じなければならないことは、隠し事ではありません。大切なのは、1試合も諦めず、今日のように全てを出すこと。立て直しをすることは、辛いです。ファンには僕たちのサポートをお願いしたいです。後ろで支え、僕たちについてきてもらいたいです。今日、このチームはどの試合でも状況を好転させるためにあらゆることを試し、全力を尽くすことを見てもらえたと思います。

ーー今年最後のホーム戦となるウォルフスブルクとの試合で、初勝利を手にしたい気持ちはどれくらいでしょうか?

ホーン ものすごく大きいですよ。ホーム戦ですしね。フライブルク戦の前半ではかなり自由にプレーでき、3得点を挙げました。もう一度、そのようになるようにしたいです。もちろん、負傷者は多いです。今日だって、ブンデスリーガ初出場となるユースの選手が2人いました。彼らはよくやってくれましたし、恐れずに自由にプレーしました。クリス・フューリッヒはジェローム・ボアテングのような選手を交わし、良い場面をつくりました。少し運が味方すれば、1点が入って勝ち点1を獲得していたかもしれない。でも、0ー1でも誰も自信を失ってません。