Summary

  • ケルンがフランス人MFバンサン・コジエロを獲得
  • 168センチ55キロと小柄ながら正確な右足を武器に躍動
  • 母国ではイニエスタと比べられる逸材

大迫勇也が所属するケルンがニース(フランス)からフランス人MFのバンサン・コジエロを獲得した。母国の年代別代表を経験してきた22歳について知っておきたい5つの項目を紹介する。

1)コートダジュールからライン川へ

コジエロは2013年にニースの下部組織に加入し、2015年にトップチームデビュー。ニースでは公式戦102試合に出場し、かつてブンデスリーガに在籍していたダンテや元イタリア代表のマリオ・バロテッリらとともにプレーしていた。ニースは2015/16シーズンから2季連続で欧州リーグ(EL)出場権を獲得したが、コジエロはレギュラーとしてこれに大きく貢献。しかし、ルシアン・ファブレ監督の下では出場機会が減り、今季はレギュラーの座を失っていた。

2)中盤でひときわ大きく見える168センチ

身長はブンデスリーガのレジェンドであるトーマス・ヘスラーとほぼ同じ168センチ。小柄ながら正確な右足のキックを武器に、セントラルMFとして攻撃的にも守備的にも振る舞うことができる。とりわけ“ボックス・トゥ・ボックス”として8番のポジションでプレーした時は持ち前のスピードと正確なパスで存在感を発揮。課題は得点力で、ニース時代の成績は通算4ゴール8アシストだった。

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3)国際舞台での経験も豊富

クラブでは欧州チャンピオンズリーグ予選3試合とEL9試合に出場。22歳にして国際舞台を数多く踏んでいる。昨季のELではグループステージでシャルケと対戦。レオン・ゴレツカやベンジャミン・スタンブリ、マックス・マイヤーと対峙した時のプレーを覚えているファンもいるだろう。なお、その時は2試合ともにシャルケが勝利し、次ラウンドに駒を進めている。

4)ブンデスリーガで多くのチームメートと再会

母国では早くからその才能を高く評価され、Uー19、Uー20、Uー21と各世代の代表を経験。昨季までドルトムントでプレーしていたウスマン・デンベレ(バルセロナ/スペイン)を始め、ジャンケビン・オギュスタン(ライプツィヒ)、ベンジャミン・パバール(シュトゥットガルト)、セバスティアン・ハラー(アイントラハト・フランクフルト)、ジャンフィリップ・グバミン(マインツ)とチームメートだった。旧友たちとのピッチでの対戦も見所の一つになるだろう。

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5)軽量版“イニエスタ”

アーセナル(イングランド)が以前から目をつけていたという逸材で、母国ではそのプレースタイルからアンドレス・イニエスタ(バルセロナ)と比べられることもある。55キロという華奢な体格はハンディとなる可能性もあるが、アーミン・フェーSDは「バンサンは私が最初から欲しかった選手。補強の話が出た時はすぐに彼に決まった」と明かし、フィジカルは全く問題ではないと話している。