Summary

  • ブンデスリーガ2部第9節、ウニオンのギキエヴィッツが頭で同点弾
  • ブンデスリーガおよび同2部、PKを除けばGKの得点は今回が12点目
  • 初の得点は1979/80シーズンのフュルト所属カストナー

ハンブルガーSVレーバークーゼンバイエルン・ミュンヘンなどでプレーした元ドイツ代表ハンスヨルク・ブットが、キャリアで計26本のPKを決め、ブンデスリーガで最も多くのゴールを決めたGKであることは広く知られているだろう。しかしPKというビッグチャンスを除けば、最後尾でゴールを守る守護神たちが試合で得点を決めるシーンは、極めて稀だ。(※本稿では以下、「PK以外」という条件で話を進めていく)

© imago / Contrast

10月7日に行われたブンデスリーガ2部第9節3日目、ウニオン・ベルリン対ハイデンハイムでは、そんな珍しい瞬間が訪れた。ハイデンハイムの1点リードで迎えた後半ロスタイム3分、ゼバスティアン・アンデルソンのセンタリングに頭で合わせたのは、ウニオンの守護神ラファエル・ギキエヴィッツ。同点に追いつくためゴール前まで上がっていた同選手は、見事なヘディングゴールでチームに勝ち点1をもたらし、ブンデスリーガおよび同2部で通算12度目となるGKゴールを記録した。

ブンデスリーガ史上初のGKゴールは、1980年に2部フュルト所属ローラント・カストナーによってもたらされた。しかし同選手はGK登録であるものの、その試合の後半にフィールドプレーヤーとして途中出場を果たしており、ゴールはその時に生まれたもの。また通算3度目のGK得点を記録した1986/87シーズンのハンス・ヴルフ(ハノーファー)も同様に、本職はGKでありながらフィールドプレーヤーとして試合途中に投入された時にゴールを決めた。彼らと違い、試合中もGKのポジションを務めながら得点を奪ったのは、1984/85シーズンのヴィルヘルム・フクスホルン(ダルムシュタット)が史上初めてだった。

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またブンデスリーガで最も有名なGKの得点といえば、やはり1997/98シーズン第20節のルール・ダービーが思い出される。ドルトムントが2ー1とリードして迎えた90分、シャルケの守護神イェンス・レーマンがトーマス・リンケのパスからヘディングで同点ゴール。ドイツ屈指のダービーで記録されたこの得点は、今なおファンの間で語り継がれている。


【ブンデスリーガでのGKゴール】

1997/98シーズン:イェンス・レーマン(シャルケ)
2001/02シーズン:フランク・ロスト(ブレーメン)
2014/15シーズン:マービン・ヒッツ(アウクスブルク)

【ブンデスリーガ2部でのGKゴール】

1979/80シーズン:ローラント・カストナー(フュルト)
1984/85シーズン:ヴィルヘルム・フクスホルン(ダルムシュタット)
1986/87シーズン:ハンス・ヴルフ(ハノーファー)
1995/96シーズン:シュテファン・クーネルト(マインツ)
1995/96シーズン:シュテファン・ブラザス(メッペン)
2012/13シーズン:フィリップ・チャウナー(ザンクト・パウリ)
2014/15シーズン:ファビオ・コルトルティ(ライプツィヒ)
2014/15シーズン:マーティン・メンネル(アウエ)
2018/19シーズン:ラファエル・ギキエヴィッツ(ウニオン・ベルリン)