Summary

  • ウォルフスブルクで好調を維持するオリジ
  • 今夏にリバプールから期限付き移籍で加入
  • ブンデスリーガ9試合で4ゴール1アシストをマーク

リバプールからの期限付き移籍でウォルフスブルクに加入したディボック・オリジが開幕から好調を維持している。クラブはオリジが荒削りなダイヤモンドだとよく分かっていたようだ。

夏の移籍期限最終日にオリジの獲得に成功したウォルフスブルクのオラフ・レッベSDは、興奮を隠しきれない様子でこう語っていた。「オリジの加入でFW陣が強化できた。まだ若いが、クラブと代表レベルで能力を見せてきた非常に経験豊富な選手だ。スピードがあり、1対1で勝てる危険な選手。ウォルフスブルクの前線に意外性をもたらしてくれるだろう」

レッベSDの言葉が正しかったことはすぐに証明された。1ー1の引き分けに終わった第5節のブレーメン戦でブンデスリーガ初得点をマークしたオリジは、続くアリアンツ・アレーナでのバイエルン・ミュンヘン戦でもハイパフォーマンスを見せて2点のビハインドを追いつく原動力となった。

もっとも、オリジが本格的に波に乗り出したのは10月のインターナショナルブレーク明けだ。第8節以降の4試合で3ゴール1アシストを記録。ダニエル・ディダビを抑え、ここまでチームトップの4ゴールを挙げている。マーティン・シュミット監督は第11節のヘルタ・ベルリン戦前、オリジについて次のように語っていた。「ディボックはブンデスリーガにすっかりなじんでいる。この調子でプレーを続ければ(シーズンで)10点から12点は挙げられるだろう」

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オリジはリバプールで77試合に出場して21得点を挙げていたが、さらに出場時間を増やし、フィニッシュの精度を磨くためにブンデスリーガにやって来た。そして、ここまでは計画どおり。ドイツでの生活に満足している様子で、シーズン終了後の完全移籍の可能性も示唆している。

「居心地の良さを感じている。ウォルフスブルクは素晴らしいクラブだ。僕は満足だよ。このクラブでなら成長して実力を伸ばせる。サッカーではあらゆることが起こり得るよ」

完全移籍についてはレッベSDも前向きだ。「来年の夏が近づいたら、ディボックと契約延長について話す予定だ。彼はまだ22歳だが、驚異的なストライカーだ。ウォルフスブルクで素晴らしい能力を示してくれている」

オリジはベルギー代表で23試合に出場。メキシコ、日本との親善試合にも招集されている。ブンデスリーガで好調を維持できれば、世界中にその名を知らしめた前回大会と同様、ロシアでのワールドカップでもメンバーに選ばれるだろう。

パワフルで得点力が高く、複数ポジションでプレーできるオリジは今、上昇気流に乗っている。インターナショナルウィーク明けの目標は、直近9試合未勝利(8分け1敗)のチームに久しぶりの勝利をもたらすことだ。

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