Summary

・CL準々決勝モナコ戦直前、ゲレイロの独占インタビュー

・目標は「もちろん4強への進出」

香川真司が所属するドルトムントは、4月8日のブンデスリーガ第28節、バイエルン・ミュンヘンとの“デア・クラシカー”を1ー4という惨敗で終えた。この試合でドルトムントに唯一の得点をもたらしたラファエル・ゲレイロが、当サイト独語版の独占インタビューに応じ、“デア・クラシカー”の感想や、同11日にモナコ(フランス)と激突する欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝への意気込みを語っている。

――まずは、先週末にアリアンツ・アレーナで決めた素晴らしいゴールについて語ってください。

ゲレイロ 最初は、私のところへボールが来るとは思いませんでした。なぜなら、右から上がったセンタリングを、バイエルンのDFは大きくクリアできるように見えたからです。ですからその瞬間は、後ろに戻る準備をしていました。すると、相手のクリアが短かったので、全速力でボールに向かいました。シュートは非常に良かったですね。喜びは大きかったですが、試合の結果により残念ながらそれも曇ってしまいましたが。

――すぐにCL準々決勝ファーストレグ、モナコ戦があります。バイエルンに1ー4で負けてしまったことによる影響が出てしまうのではないか、という心配もあります。

ゲレイロ 心配はありませんよ。なぜなら私たちは全員、バイエルンとはまったく違う戦術を持つ相手と対戦し、バイエルン戦とはまったく違う試合になるということを理解しているからです。土曜に対戦したバイエルンは、確かにとてつもなく強い相手でした。それは受け入れなければなりません。彼らは、なぜ彼らがドイツの王者であるかということを証明したのです。

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――リーグ・アン(フランス)で首位を走るクラブとの対戦は、どのようなものになるとお考えですか?

ゲレイロ どちらのチームも前線へのプレッシャーを強め、攻めを重視した戦いになるでしょうね。私たちはきっと、多くのゴールチャンスを作りだすでしょうし、そこでネットを揺らすことができれば、私たちにとって大きな意味を持つことになります。

――今季のドルトムントは2つの顔を持っています。「ホームの観衆の前では無敗」という顔と、「アウェーでは傷つきやすい」という顔です。

ゲレイロ 確かにその通りです。本拠地ではほぼ毎試合勝利していますし、敵地では安定した戦いができていません。アウェーでの成績が悪いせいで、今シーズンのドルトムントが少し陰ってしまっているのは、本当に残念です。

――モナコ戦での目標はなんでしょうか?

ゲレイロ もちろん4強への進出です。それまでに負傷者が何人か戻ってきてくれることを願っています。私たちのバックにいる素晴らしいファンが、最高の雰囲気を作りだしてくれることでしょう。CLとなると、彼らの声援はさらに大きくなりますし、より興奮したものになりますね。とにかく、有利な状態でセカンドレグを迎えられるようにしなければなりません。ファーストレグでの勝利はもちろんのこと、大きく得点差をつけることができればベストです。

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――モナコは、楽な対戦相手ではないとお考えでしょうか?

ゲレイロ 決して楽な相手ではありません。私は定期的にリーグ・アンを見ていますが、モナコが首位に立っているのは偶然ではありません。非常に攻撃的で、手ごわいチームですよ。

――モナコもドルトムントも、攻撃を重視し、守備に若干の脆さを抱えています。

ゲレイロ 間違いなく魅力的な試合になるでしょう。守備から攻撃への切り替えが、とてつもなく速いチーム同士の対戦ですからね。私たちにとっては、相手のゴール前で正しい選択をすることが、何よりも重要になります。

――ブンデスリーガでプレーするようになって9カ月が経過しました。個人のここまでの出来についてはいかがですか?

ゲレイロ 「幸せ」という言葉以上の幸せを感じています。ボルシア・ドルトムントというチームを選択したことは、本当に正しかったと思います。常に攻撃的なサッカーをして、どこのスタジアムもいつも満員で、すべてがプロフェッショナル・・・そんなリーグでプレーしているのですから。私自身も監督からの信頼を感じていますし、私が左SBだけでなく中盤も務めることができる、ということを監督も分かっています。このクラブで、きっと大きく成長できるはずですよ。