Summary

  • ブンデスリーガで2シーズン目を迎えるライプツィヒ
  • ケイタ、フォースベルクら主力の慰留に成功
  • 欧州カップ戦の出場に備え、チームの選手層も強化

昨季2位と大躍進を遂げたライプツィヒは、1シーズン限りの“一発屋”なのか、それとも国内の強豪として足場を固めていく存在なのか。ブンデスリーガで2シーズン目を迎えるライプツィヒの戦力を分析していく。

補強(IN&OUT)

ナビ・ケイタの移籍に関するクラブの断固とした姿勢を見れば、ライプツィヒがいかにブンデスリーガで確固たる地位を築こうとしているかが分かるだろう。クラブは昨季の戦力を維持した上で新たに6人の選手を獲得。新シーズンへ向けて準備は整った。

今夏の補強選手の中でとりわけ目立っているのが、フランスのパリ・サンジェルマンからやって来たジャンケビン・オギュスタンだ。昨年のUー19欧州選手権で得点王に輝いたストライカーはすでにプレシーズンで活躍。攻撃的なポジションならどこでもこなせる柔軟性が強みだ。

初出場となる欧州チャンピオンズリーグ(CL)に備え、ウインガーのブルマを補強して攻撃オプションも増やした。また、下部組織からは類まれな才能の持ち主と言われる17歳のエリアス・アボウチェバカを昇格させている。

監督

ラルフ・ハーゼンヒュットル監督にとってブンデスリーガでの指揮は今季でまだ3シーズン目。しかし、その評価は上がり続けている。2015/16シーズンに昇格チームのインゴルシュタットを残留に導いた50歳のオーストリア人指揮官は昨季、ライプツィヒで残留どころかリーグに旋風を巻き起こした。革新的な攻撃サッカーという明確な哲学があり、今季は選手層も厚くなった。国内リーグと欧州カップ戦を両立しなければならない状況にもうまく対応していくことだろう。 

© gettyimages / Simon Hofmann

スター選手

昨季のライプツィヒには、その中心にブンデスリーガ最多の19アシストを記録したエミル・フォースベルクがいた。彼は今季もハーゼンヒュットル監督のプランに欠かすことのできない選手だ。フォースベルクとティモ・ウェアナー&ユスフ・パウルゼンの2トップはほぼ完璧な意思疎通ができており、スムーズでスピーディーな速攻を体現する。今季はCLの舞台でもサッカーファンを沸かすに違いない。

© gettyimages

カギとなる日程

開幕戦で新生シャルケと激突するが、10月半ばまでは比較的楽な対戦相手が続く。今季のライプツィヒが優勝争いに加われるか否かは、第8節のドルトムント戦(A)、第10節のバイエルン・ミュンヘン戦(A)あたりで見えてくるはずだ。