Summary

  • マインツのGKツェントナーがクラブとの契約を2021年まで延長
  • 負傷中のアードラーに代わってゴールマウスを守る23歳
  • 11月4日のボルシアMG戦での珍プレーが話題に

マインツのGKロビン・ツェントナーがクラブとの契約を2021年6月まで延長した。ツェントナーは11月4日に行われた第11節のメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦で“あわや失点”という珍プレーを見せたばかりだが、今回の契約延長に支障はなかったようだ。

ツェントナーは1ー1の引き分けに終わったボルシアMG戦で一躍有名になった。バックパスをトラップして味方に戻そうとしたところ、足元にあるはずのボールが消えて豪快に空振り。視界の隅には確かに“白い物”を捉えていたのだが、それはボールではなくペナルティースポット……肝心のボールはツェントナーの後ろに転がっていた。すぐにミスに気づいたため大事には至らなかったが、該当のシーンの動画が世界中で繰り返し再生されることになった。

ツェントナーにとっては散々な週末となったが、マインツはその4日後に契約延長を発表。この契約延長は、負傷離脱している正GKレネ・アードラーの代役として、クラブがツェントナーを高く評価していることの表れだろう。


マインツ近郊で生まれ、マインツのユースアカデミーで育ったツェントナーは1994年10月28日生まれの23歳。トップチームでの出場機会がないまま、2015年から期限付き移籍先のホルシュタイン・キール(当時3部)でプレーしていたが、今夏にマインツに復帰してここまで公式戦3試合に出場している。

ローベン・シュローダーSDは契約延長の理由を次のように明かしている。「キールから戻って来て以来、ロビンは大きな成長を遂げている。夏のトレーニングでも素晴らしいパフォーマンスを見せていた。負傷中のアードラーに代わって出場するようになったが、潜在能力の高さを示している。高いレベルで成功するために必要な才能とカリスマ性があり、彼と契約延長できてうれしい」

ツェントナーも契約延長を喜んでいる。「サッカー界ではあっという間に物事が動いていく。僕は力を発揮するチャンスをもらった。ここまではいい仕事ができていると思うけど、現状には満足していない。契約延長は成長するためのチャンス。自分が育ったクラブでプレーできるのは本当に特別なことだ」

注目の浴び方は不本意だったかもしれないが、ここまではすべてが順調に運んでいる。今後注意すべき点があるとすれば、決して「ボールから目を離さない」ことだけだろう。