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bundesliga

ルールダービーってどんな試合?

シャルケとドルトムントの一戦はルールダービー(またはレヴィアダービー)と呼ばれ、ドイツで最も激しい試合の一つとして知られている。1963年のリーグ創設以来、これまでブンデスリーガでは通算94試合が行われ、ドルトムント33勝、シャルケ32勝、29回の引き分けと対戦成績はほぼ互角。チームの好不調に関係なく、毎回接戦となる。

ダービーの発端は1947年5月18日、当時格下だったドルトムントが地域リーグで圧倒的な強さを誇っていたシャルケに勝ち、リーグ優勝を決めたことだと言われている。この時に初めて両クラブ間に対抗意識が芽生え、現在までに数々のドラマを生み出してきた。1969年にはシーズン前半戦の試合で観衆がピッチに入り込み、ケガ人を出す暴動に発展したことを受け、後半戦の試合では過激なファンを威嚇する目的で近隣の動物園からライオンを連れてきて、キックオフ前にピッチ中央を歩かせたという逸話もあるほどだ。

両クラブ間のいがみ合いはピッチ内にとどまらず、ピッチ外での攻防も恒例となっている。2006年にシャルケファンがドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パークから60メートルのバナーを盗み出すと、その4年後にドルトムントファンがシャルケの本拠地フェルティンズ・アレーナの屋根に黄色と黒の旗を立てて報復。さらに2011年にはシャルケファンがジグナル・イドゥナ・パークにシャルケのチームフラッグを2本立てて応戦するなど、どちらも徹底抗戦の姿勢を貫いている。

ドルトムント戦でクラブ史上最も多くのゴール(16ゴール)を奪った元シャルケの故エルンスト・クツォラ、シャルケ戦のクラブ史上最多得点記録(11ゴール)を持つ元ドルトムントの故ローター・エメリッヒは、それぞれ『エルンスト・クツォラ道』、『ローター・エメリッヒ通り』というように、クラブ施設付近の道にその名が冠されている。香川真司がデビューシーズンのシャルケ戦で2ゴールを挙げて一気にドルトムントサポーターのハートをつかんだように、ダービーで活躍した選手はクラブの“伝説”となる資格を有するのだ。

両クラブの威信を懸けたルールダービーの今季ファーストラウンドは、10月26日にシャルケのホームで開催される。新たなストーリーの誕生に、世界中のサッカーファンが大きな関心を寄せている。

ドルトムント時代の香川はダービーでの活躍によりファンの心をつかんだ - 2010 AFP