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ブンデスリーガ下位3クラブ、降格回避への望み

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2018/19シーズンのブンデスリーガも残すところ2試合となった。本稿では2部降格の危機に直面し、今シーズンを16位以下で終えることが確定した3チームを取り上げ、彼らの現状をクラブごとに紹介していく。

シュトゥットガルト

順位:16位
勝ち点:24
得点:29
失点:70
残り2試合の対戦相手:ヴォルフスブルク(7位、H)→シャルケ(15位、A)
現状:マルクス・ヴァインツィアル監督からニコ・ヴィリッヒへと指揮官が変わり、その後の2試合で得たポイントは3。前節ヘルタ・ベルリン戦では黒星を喫してしまったが、この3クラブでシュトゥットガルトが最も有利な状況であることに変わりはなく、第33節と第34節の2試合で2ポイント以上を獲得すれば、自動降格は免れる。今季急激に力を取り戻したヴォルフスブルクとの対戦は注意が必要だが、シャルケは目下不調に陥っており、勝利も十分計算できる相手だ。

- Photo by Matthias Kern/Bongarts/Getty Images

ニュルンベルク

順位:17位
勝ち点:19
得点:25
失点:59
残り2試合の対戦相手:ボルシアMG(6位、H)→フライブルク(13位、A)
現状:第31節バイエルン・ミュンヘン戦をドローで終え、大逆転での入れ替え戦行きの可能性も高まったかに思えたが、前節ヴォルフスブルク戦を0ー2で落とし、再び状況は苦しいものとなってしまった。第27節アウクスブルク戦で、20試合未勝利というクラブワースト記録に終止符を打ち、久しぶりの3ポイントを獲得したかと思えば、その後は現在まで5戦勝ち星なし。残り2試合を連勝したとしても、シュトゥットガルトが1勝を挙げた時点で、1シーズンでの2部逆戻りが決定する。

- imago images / Zink

ハノーファー

順位:18位
勝ち点:18
得点:27
失点:69
残り2試合の対戦相手:フライブルク(13位、H)→フォルトゥナ・デュッセルドルフ(10位、A)
現状:バイエルンとのアウェー戦も完敗に終わり、シュトゥットガルトがヘルタに負けたため前節の降格はなくなったが、16位との勝ち点差は依然として6のまま。ハノーファーの残留の可能性がさらに0へと近付いてしまったのは、紛れもない事実である。ただし、今季長らく崩壊していた守備が、ここ最近の試合では立て直されつつあり、前節バイエルン戦を除けば、それ以前の3試合でわずか1失点しか喫していない。

- imago images / MIS