- © Matthias Hangst/Bongarts/Getty Images
- © Matthias Hangst/Bongarts/Getty Images
bundesliga

首位発進のドルトムント、第2節は敵地で逆転勝利

xwhatsappmailcopy-link

ブンデスリーガ第2節初日が8月23日に行われ、今季の昇格組ケルンは本拠地で首位ドルトムントと対戦し、1ー3で敗れた。

ケルン 1ー3 ドルトムント

15カ月ぶりにブンデスリーガの試合が開催されたラインエネルギー・シュタディオン。そこへ集った観客が最初に沸いたのは、開始から16分が経過した時だった。右のスペースへ抜け出したモデストが弾道の低いセンタリングを入れ、後方から走り込んだコルドバが必死に足を伸ばすも、これはわずかに届かず、ケルンサポーターからは大きなため息が漏れる。

すると29分、右CKをニアサイドのスキリが頭でそらし、ファーサイドへ流れたボールをドレクスラーが倒れ込みながらヘディングシュート。これが見事ネットに決まり、ケルンが待望の先制点を奪った。

- Matthias Hangst/Bongarts/Getty Images

後半に入ると56分、右からアザールがグラウンダーで折り返し、トラップでDFをかわしたアルカセルが至近距離から右足を振り抜く。しかしこれはホルンのブロックに阻まれてしまう。

そして70分、右CKを短くつなぎペナルティーエリア右のサンチョがボールを受けると、ケルン守備陣のプレスが甘く、余裕を持って左足シュート。これがファーサイド側のネットに決まり、ドルトムントが同点に追いつく。

さらに86分、細かいパス交換で右サイドを崩すと、ピシュチェクの柔らかいセンタリングをハキミが頭で押し込み、ドルトムントが逆転に成功。ロスタイムにもカウンターからサンチョが縦に突き進み、最後はアルカセルが難なくダメ押し弾を決める。

このまま逃げ切ったドルトムントが、敵地で圧巻の3発逆転勝利を飾った。ケルンは前節に続いて黒星を喫し、今季連敗スタートとなった。

- Matthias Hangst/Bongarts/Getty Images

【得点】

1ー0 29分 ドレクスラー(ケルン)
1ー1 70分 サンチョ(ドルトムント)
1ー2 86分 ハキミ(ドルトムント)
1ー3 90+4分 アルカセル(ドルトムント)

【ラインナップ】

ケルン(4ー1ー3ー2)
ホルン;エーシブエ、ボルナウ、チヒョス、ヘクター;ヴェルストラーテ;シンドラー(73分 カインツ)、スキリ、ドレクスラー;モデスト(81分 ヘーガー)、コルドバ(55分 テロッデ)

ドルトムント(4ー2ー3ー1)
ビュルキ;ピシュチェク、アカンジ、フンメルス、シュルツ(62分 ハキミ);ヴァイグル(62分 ブラント)、ヴィツェル;サンチョ、ロイス、アザール(85分 ブルーンラルセン);アルカセル