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長谷部、ドルトムント戦後のコメント

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長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは2月2日に行われたブンデスリーガ第20節で首位ドルトムントと1ー1で引き分けた。この試合にフル出場して勝ち点獲得に貢献した長谷部が試合後、報道陣に対してコメントを残した。

ーー1-1という結果について。

長谷部 試合内容を見たら妥当な結果かなと思います。もちろん前半で0ー2、0ー3にされる可能性もあったし、逆に自分たちが勝ち切れるゲームでもあった。受け入れるべき結果なのかなと思います。

――立ち上がりすぐにボールを奪われてピンチを招きましたが、相手の勢いに押されてしまった?

長谷部 どちらかというと単純な技術面でのミスというか、ピッチの濡れている感じにちょっと詰まってしまった。あれでやられなくて良かったです。僕のミスは置いておいて、チームとしては非常に良い入り方ができた。早い時間帯で決定的なチャンスもあったし、ゲーム全体を見ればもったいない気もする。反面、自分たちにツキがあったかなとも思います。

ーー後半はお互いに決定機が少なかったが、どんなことを考えていた?

長谷部 後半は全然悪い感じはなかった。相手に決定的なチャンスをほとんど作らせなかったし、自分たちのほうが前の選手に一発があるなと。このままやっていれば勝ち越せるんじゃないかなという感覚もあったし、前半の修正が効いていて、いい形でできたと思います。

ーー香川真司選手のトルコ移籍について。

長谷部 今シーズンは苦しい時間を過ごしていたと思う。彼がしっかりと自分の居場所を見つけて、また躍動している姿を見たいですね。

ーー日本代表はアジアカップで準優勝でした。試合は観ましたか?

長谷部 ちょうど練習時間と重なっていて試合は見られなかった。僕自身、今までずっと中にいて周囲からいろいろ言われていた立場ですけど、(代表でプレーしていれば)良い時も悪い時もある。今の僕はいちサポーターとして、状況にかかわらず日本代表を応援している。よく決勝まで行ったなと思いますね。

ーーキャプテンの吉田麻也選手は「未熟だった」と言っていた。

長谷部 僕自身もキャプテンをやっている時は自分の未熟さを常に痛感していた。そういう意味で彼の気持ちは痛いほど分かる。でも、新しいメンバーになって、ベテラン、中堅、若手とすごくバランスのいいチーム作りをしているという感覚はあるし、その中で新しいスタートを切れた。彼はキャプテンの素質をすべて兼ね備えていると思うので、「これからでしょ?」という感じですね。