王者バイエルン、2019/20シーズンはドロー発進
2019/20シーズンのブンデスリーガ開幕戦が8月16日に行われ、昨季王者バイエルン・ミュンヘンは本拠地でヘルタ・ベルリンと対戦し、2ー2で引き分けた。
バイエルン・ミュンヘン 2ー2 ヘルタ・ベルリン
試合が動いたのは24分、アタッキングサードのキミッヒが縦パスを送り、ニャブリがダイレクトで折り返す。最後はゴール前に走り込んだレヴァンドフスキがスライディングで合わせ、ホームのバイエルンが先制点を奪った。
しかし36分、やや距離のある位置からルケバキオが強引にシュートを放つと、これがイビシェビッチの背中に当たってコースが変わり、ネットに吸い込まれる。
さらにその2分後、GKヤルステインのロングボールをパヴァールとグルイッチが競り合い、こぼれ球を拾ったイビシェビッチが裏へパス。抜け出したグルイッチがノイアーをかわして無人のゴールに決め、ヘルタが試合をひっくり返した。
後半に入りバイエルンが徐々に前への圧力を高めていく。まずは56分、前方のスペースが空いたと見るやニャブリが強烈な弾丸ミドルを放つも、ヤルステインに左腕1本で防がれる。
すると58分、レヴァンドフスキに対しグルイッチがファウルを犯していたことがVARで判明。これでバイエルンにPKが与えられると、60分にレヴァンドフスキが枠内へきっちりと沈め、試合は振り出しに戻る。
終盤になるとほぼ一方的な展開となり、試合は終始ヘルタ陣内で行われるも、このまま90分間の戦いは終了。両チームともに勝ち点1を獲得する結果となった。
【得点】
1ー0 24分 レヴァンドフスキ(バイエルン)
1ー1 36分 ルケバキオ(ヘルタ)
1ー2 38分 グルイッチ(ヘルタ)
2ー2 60分 レヴァンドフスキ(バイエルン)
【ラインナップ】
バイエルン・ミュンヘン(4ー3ー3)
ノイアー;キミッヒ、ズューレ、パヴァール、アラバ;ミュラー(85分 サンチェス)、ティアゴ、トリッソ;ニャブリ(87分 デイビス)、レヴァンドフスキ、コマン
ヘルタ・ベルリン(3ー4ー1ー2)
ヤルステイン;クリュンター、シュタルク、レキク;レッキー、グルイッチ、ダリダ、ミッテルシュテット;ドゥダ(78分 シェルブレッド);ルケバキオ(68分 ゼルケ)、イビシェビッチ(63分 エスヴァイン)