- © Photo by Matthias Hangst/Bongarts/Getty Images
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バイエルン首位陥落!

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ブンデスリーガ第27節が3月30日に行われ、首位バイエルン・ミュンヘンが敵地でフライブルクと引き分けた。

フライブルク 1ー1 バイエルン・ミュンヘン

バイエルンは目下リーグ戦6連勝中、直近3試合で17ゴールと好調だったが、この日は敵地で大苦戦を強いられる。開始3分、敵陣でのボールロストからカウンターを食らうと、ギュンターのクロスをヘラーに頭で押し込まれて失点。守備陣はヘラーを完全にフリーにしていた。

バイエルンもすぐさま反撃に転じ、5分にゴレツカがミドルシュートを狙うが、これはわずかにゴール右。12分にはラフィーニャのサイドチェンジを受けたミュラーが中央にダイレクトで折り返すが、飛び込んだレヴァンドフスキにはわずかに合わなかった。 それでも22分、CKのこぼれ球をキミッヒがシュート、跳ね返ったボールをゴレツカが再びゴール前に入れると、レヴァンドフスキが絶妙なトラップから反転してジャンピングボレー。鮮やかな個人技でゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

- imago images / MIS

これで一気にバイエルンが主導権を握るかに思われたが、フライブルクもしっかりと守備を固めながら鋭いカウンターで対抗。30分にはギュンターが長い距離をドリブルで持ち上がって自らシュート、37分にもハーベラーとヘラーの2人だけでシュートまで持ち込み、バイエルンにワンサイドゲームを許さない。

後半に入るとバイエルンがより攻撃姿勢を強め、47分にキミッヒがきわどいシュート。66分にはエリア外からボアテング、さらにこぼれ球をハメスが立て続けに狙うが、いずれもGKシュヴォローの好セーブに阻まれる。71分には右サイドを突破したニャブリが、77分にはニャブリのスルーパスに反応したレヴァンドフスキが決定機を迎えるが、この日大当たりのシュヴォローにことごとくストップされる。

90分にはハメスのラストパスからまたもレヴァンドフスキが決定機を迎えるが、フリーで放ったヘディングシュートは枠を捉えず。アディショナルタイムのゴレツカのヘッドもポストに嫌われ、最後まで決勝点は生まれなかった。

同時刻に行われていた試合で2位ドルトムントが勝利したため、バイエルンは首位から陥落。次節は首位に立ったドルトムントと直接対決を迎える。

- imago images / Eibner

【得点】
1ー0 3分 ヘラー(フライブルク)
1ー1 22分 レヴァンドフスキ(バイエルン)

【ラインナップ】
フライブルク(4ー4ー2)
シュヴォロー;シュテンツェル、シュロッターベック、ハインツ、ギュンター;フランツ(70分 ヴァルトシュミット)、アブラシ、ヘフラー、グリフォ(90分 ゴンドルフ);ハーベラー、ヘラー(79分 グルデ)

バイエルン・ミュンヘン(4ー3ー3)
ウルライヒ;キミッヒ、ボアテング(73分 ズューレ)、フンメルス、ラフィーニャ;ハメス、ティアゴ、ゴレツカ;ミュラー(55分 ニャブリ)、レヴァンドフスキ、コマン(73分 リベリー)