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ロイスが得点を決めるまで

ドルトムント主将マルコ・ロイスは今季、2011/12シーズンの自己最多18ゴールに迫る勢いで得点を重ねている。果たしてロイスの長所とは、シュートのうまさなのか?それとも判断のスピードやフィジカル能力の高さ?当サイト独語版が、同選手の特長を動画で解説していく。(※上部動画は独語、下記本文は日本語訳)

0分00秒~:ベルリンで行われたヘルタ・ベルリンドルトムント、2ー2で迎えた後半ロスタイム、ロイスがまたしても“違い”を見せつけた。ジェイドン・サンチョのパスから、ドルトムント主将はシュートを決めた。一見簡単そうに見えるこのシュートだが、ボールは手前でワンバウンド。さらにサンチョがパスを出してからロイスのシュートまでは、たったの0.7秒しかなく、非常に高い技術が求められる場面だった。ロイスの今季15ゴール目となるこの得点で、ドルトムントは見事勝利した。

0分36秒~:「シュートのテクニック」。卓越したシュート技術があるからこそ、すべてが可能になる。この場面のように、例え相手がバイエルン・ミュンヘンであっても、そしてそれが難しいセンタリングであっても、右足のインステップで完璧に決めた。

0分48秒~:または左足インサイドで、ファーサイド側ポストのすぐ横にシュート。ロイスはどのようなキックをすればいいのか、瞬時に判断することができる。

0分59秒~:魔法のようなプレーも可能なロイスだが、あくまでそれは「魅せる」ためではなく、ゴールという「意味」を持たせるため。ワンタッチでのアウトサイドキックでDFのスライディングをかいくぐる。時間とスペースがなければ、つま先も巧みに操る。彼はすべてのことが可能なのだ。

1分25秒~:またロイスは、フィニッシュだけでなく攻撃にスイッチを入れることもできる。ボールを受ければ素早いテンポで前に。このシーンでは2タッチでボールをさばき、前がかりになるチーム全体のスピードを落とすことはなかった。ヤコブ・ブルーンラルセンは自らシュートを打ったが、ロイスはもう一度リターンパスを受けるため、ゴール前に走り込んでいた。

1分47秒~:「動きのパターン化」。まずは第6節。レーバークーゼンの攻撃を遮断した後、ボールはサイドのサンチョへ。パスを受ける準備をしていた中央のロイスは、実際にボールを受け、再びサイドへ展開。それと同時に自身はゴール前へ走り込む。サンチョからのラストパスを受けたロイスは、ゴールを決めた。

2分15秒~:第8節シュトゥットガルト戦。中央のロイスはボールを受けるためのポジションを取り、実際に味方からのパスを受け、サイドへ展開すると同時に自身はゴール前へ。第6節と比べても、走るコースはまったく同じである。

2分30秒~:第15節ブレーメン戦でも原則は変わらない。サイドへパスを出したロイスはゴール前に走り込み、サンチョのリターンパスからゴールを決めた。

2分44秒~:第20節アイントラハト・フランクフルト戦。ここでは左サイドのラファエル・ゲレイロへボールを預ける。サイドは逆になっても、原理は変わらない。ロイスは今季15ゴールを挙げており、同選手が出場した試合のドルトムントは平均で2.4ポイントを獲得。ロイスはまさに、ドルトムント浮沈の鍵を握る存在なのだ。