20歳にしてライプツィヒの主力を担うウパメカノ - © 2018 Getty Images
20歳にしてライプツィヒの主力を担うウパメカノ - © 2018 Getty Images
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ヤングスターFILE:ダヨ・ウパメカノ(ライプツィヒ)

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ブンデスリーガの有望な若手を紹介する「ヤングスターFILE」。第4回はライプツィヒの20歳のDFダヨ・ウパメカノに注目!

2018年にブンデスリーガで最も活躍した若手選手は誰か? イタリア紙『トゥットスポルト』主催の「ゴールデンボーイ賞」でブンデスリーガ勢の中からトップ10入りを果たしたのは、ドルトムントのアクラフ・ハキミ(8位)、そしてライプツィヒのダヨ・ウパメカノ(10位)だった。

レアル・マドリード出身で今夏のワールドカップでも活躍したハキミとは違い、活躍の場がクラブとUー21フランス代表に限られていたウパメカノがランクインしたのは意外にも思える。だが、今をときめくジェイドン・サンチョ(ドルトムント)やルカ・ヨヴィッチ(アイントラハト・フランクフルト)を抑えてトップ10に食い込んだのは、ブンデスリーガでのパフォーマンスが純粋に評価されたのだろう。

- Boris Streubel/Bongarts/Getty Images

ギニアビサウにルーツを持つウパメカノの名がヨーロッパ中に知れ渡ったのは2015年、ブルガリアで開催されたUー17欧州選手権がきっかけだった。この大会で母国フランスの優勝に貢献すると、当時所属していたヴァランシエンヌには獲得オファーが殺到。その中にはマンチェスターの2クラブやユベントス、パリ・サンジェルマンなどのビッグクラブも含まれていたという。

しかし、家族と相談した結果、ウパメカノはビッグクラブではなくオーストリアの強豪ザルツブルクに移籍することを決意。この賢明な判断が当時16歳の若者を大きく成長させることになる。母親とともにオーストリアに渡ると、ザルツブルクのセカンドチームにあたるリーフェリンクでプレーしながら異国に馴染み、加入2年目にはセンターバックのレギュラーに定着。2017年1月には姉妹クラブのライプツィヒへステップアップを果たした。

ライプツィヒでは加入直後こそ控えに回ったが、2年目は不動のレギュラーとして28試合に出場して3得点をマーク。相手FWを封殺する自慢のフィジカルとスピードに加え、足元の技術を生かした質の高いビルドアップも披露し、同じくアフリカにルーツを持つジェローム・ボアテング(バイエルン・ミュンヘン)と比較された。

今季も第16節終了時点でリーグ最少失点(15)を誇るチームの主軸としてフル稼働。そのプレースタイルからフランス代表の主軸を担うラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)に例えられることもある。もっとも本人は「ヴァランを真似ようとは思わない。僕は僕」と冷静だ。こうした強靭なパーソナリティーも魅力の一つだろう。

文=遠藤孝輔

【2018/2019 ヤングスターFILE】
ドディ・ルケバキオ(デュッセルドルフ)

ルカ・ヨヴィッチ(フランクフルト)

フローリアン・ノイハウス(ボルシアMG)