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ヤングスターFILE:マクシミリアン・エゲシュタイン(ブレーメン)

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ブンデスリーガの有望な若手選手を紹介する「ヤングスターFILE」。第6回はブレーメンの22歳のMFマクシミリアン・エゲシュタインに注目!

ブレーメンに久しぶりに現れた大器

ブレーメンはここ10年ほどドイツ代表選手をほとんど輩出できていない。唯一の例外が2016/17シーズンに期限付きでプレーしたセルジュ・ニャブリ(現バイエルン・ミュンヘン)で、それ以前となると2000年代の躍進を支えたアーロン・ハント(現ハンブルガーSV)やメスト・エジル(現アーセナル)の時代までさかのぼらなければならない。

だが2019年、一人の若武者が久しぶりにドイツ代表の扉をこじ開けるかもしれない。フローリアン・コーフェルト監督の下、不動のレギュラーとして活躍するマクシミリアン・エゲシュタインだ。豊富な運動量とミスの少ない堅実なプレー、優れた戦術眼を武器にここ1、2年でメキメキと頭角を現した22歳のMFは、現在Uー21ドイツ代表でも中軸を担っている。

- 2018 Getty Images Stuart Franklin

ユース時代の恩師たちの下で急成長

“マキシ”がサッカーを始めたのは4歳の頃。当時2部のハフェルゼで活躍した父カールの影響で自然とボールを蹴り始めたという。最初はハノーファー近郊の地元クラブでプレーしていたが、8歳の時にハフェルゼの下部組織に移籍。そこで才能に磨きをかけ、14歳の時に親元を離れる形でブレーメンのユースチームに加わった。

ユース時代には、のちにトップチームを率いることになる3人の指導者と巡り合った。ヴィクトル・スクリプニク、アレクサンダー・ヌーリ、そしてコーフェルトだ。彼らから受けた影響について、本人はクラブ公式サイトでこう答えている。「フロー(コーフェルトの愛称)は戦術やサッカー面ですごく助けてくれたし、ヴィクトルは自身の経験を生かして僕を成長させてくれた」

有能な青年監督たちの下で順調に成長を遂げ、18歳の誕生日を目前に控えた2014年11月にブンデスリーガデビュー。しばらくはユースチームと行き来する形だったが、ヌーリが監督だった2016/17シーズン後半にトップチームに定着。フローリアン・グリリチュが退団した翌2017/18シーズンに不動のレギュラーへと上り詰めた。

底知れないスタミナと攻守に気の利いたプレーはドイツ代表のサミ・ケディラに通じるところがある。Uー21代表のシュテファン・クンツ監督は「戦術的な規律があり、スペースをかぎ分ける本能や相手へのアプローチにも優れる」と称賛。元ドイツ代表MFのディートマー・ハマンも「トッププレーヤーになる可能性がある」と将来性に太鼓判を押す。

本人は代表について「選ばれたら名誉」と謙虚に語るが、近年低迷していたブレーメンを上位に導くような活躍ができれば、招集の可能性はグッと高まるはずだ。

文=遠藤孝輔

【2018/2019 ヤングスターFILE】

ドディ・ルケバキオ(デュッセルドルフ)

ルカ・ヨヴィッチ(フランクフルト)

フローリアン・ノイハウス(ボルシアMG)

ダヨ・ウパメカノ(ライプツィヒ)

ジャンフィリップ・ジュバマン(マインツ)