ライプツィヒ戦でベンチスタートだった香川は味方に退場者が出たこともあって出番がなかった - © © gettyimages
ライプツィヒ戦でベンチスタートだった香川は味方に退場者が出たこともあって出番がなかった - © © gettyimages

ライプツィヒ戦で出場機会なしの香川「こういう中で自分もやりたかった」

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ブンデスリーガ第8節が10月14日に行われ、香川真司所属のドルトムントはホームでライプツィヒに2ー3で競り負けた。この日は出場機会がなかった香川が試合後にコメントを残した。

ーーやられましたね。

香川 完敗じゃないですか。

ーー相手に嫌なところを突かれました。

香川 相手のほうが圧力をかけて試合を支配していたし、(ドルトムントは)4ー4ー2に対してうまく対処できていなかった。あれだけ前から来られてボールの収まりどころがなかったし、セカンドボールでもすべて負けていたと思う。

ーー「自分が出ていれば」と思う展開だったのでは?

香川 結果論なので何を言っても仕方がないですし、出ないと何とも言えない部分もある。そこの悔しさはありますけど、切り替えてやるしかないかなと思います。

ーー(ソクラティスの)退場がなかったら後半の流れは変わっていた?

香川 相手は前半から来ていたので、後半に必ず落ちるだろうと思っていました。前半はああいう展開になりましたけど、後半は必ず空いてくる、そして自分が出たら(こういうプレーをしよう)というのは意識していました。でも(後半の)早い時間帯でPKと退場があって……。なかなか試合をコントロールしづらかったのかなと。

ーーチームは今季リーグ戦初黒星です。切り替えが必要なのでは?

香川 すぐにCLがあるし、今はCLのほうが大事。中2日でアウェーなのでしっかり切り替えてやっていく必要がある。リーグ戦においては、相手にこういう戦い方をされた時に課題が生まれた。乗り越えていかないといけない課題だと思う。ただ、自分たちのスタイルは変わらないし、こういう戦い方の中でも徹底して自分たちのサッカーができるよう、もっともっと(スタイルを)確立していかないといけない。

ーーボールを持たずにゲームを支配するライプツィヒのスタイルをどう思いますか?

香川 去年からチームとしての形ができていたし、選手の距離感や戦い方は統一されているなと。すごくいいチームだと感じますし、去年あれだけ力を発揮できたのも偶然ではないのかなと。それだけのサッカーをしているなと感じました。こういう激しい戦いの中でどう勝っていくかという意味では、外から見ていてすごく勉強になった。いろんなことを考えながら見ていましたね。

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