開幕節プレビュー(5)アウクスブルク対ウォルフスブルク
対戦トリビア
アウクスブルクにとっては昨シーズンの第31節、ウォルフスブルクに2-0で勝った一戦がブンデスリーガ残留に向けて大きな一歩になった。ディルク・シュスター監督の初陣の相手は、そのウォルフスブルク。アウクスブルクのホームでの対戦成績はアウクスブルクに軍配が上がり、ウォルフスブルクは1勝にとどまる。
2016年の両チームに目を向けると、2人の選手の活躍が目立つ。アウクスブルクではFWアルフレズ・フィンボガソン、そしてウォルフスブルクではGKクーン・カステールスだ。昨季ウインターブレイク中に加入したフィンボガソンは、ウォルフスブルクのカステールスが守るゴールを割ることができるか?
・フィンボガソンは昨季後半戦の14試合で7ゴール。2試合に1点のペースでゴールを挙げた。これはドルトムントのストライカー、ピエールエメリック・オバメヤンの成績に匹敵する
・アウクスブルクは昨季、守備陣が11ゴールを挙げており、これはリーグ最多
・ウォルフスブルクは昨季、カステールスがゴールマウスを守った13試合で勝ち点25を獲得(7勝4分2敗)。もし、カステールスがシーズン通して出場していたら勝ち点は65となり、順位は3位だった
・ウォルフスブルクのマーセル・シェーファーとアウクスブルクのダニエル・バイヤーは仲が良い。2人はビクトリア・アシャフェンブルク時代からチームメートで、同じ時期(2000年)に1860ミュンヘンへ移籍し、2007年には再びウォルフスブルクで同僚となった。両選手の父親は、ともにアシャフェンブルク(4部)のコーチングスタッフで、バイヤーの父ユルゲンが監督、シェーファーの父マルクスがアシスタントコーチを務めている
歴史的なデータ
・アウクスブルクはウォルフスブルクと相性が良く、10試合で4勝4分2敗の好成績を残している
・アウクスブルクは直近の3試合に限ると、ウォルフスブルク相手に1点も許していない ・ウォルフスブルクはアウクスブルク戦の平均得点が0.68点と1点に満たない。バイエルン戦の数字でさえ、これを上回る
・バイヤーはウォルフスブルク在籍時に16試合に出場。マービン・ヒッツも2008年から2013年までウォルフスブルクに所属し、リーグ戦13試合に出場している
・ユリアン・ドラクスラーは対アウクスブルク戦の6試合で5勝1分と負け知らず
・アウクスブルクのホーム最大得点差勝利:2-0(2011年11月26日)
・ウォルフスブルクのアウェー最高成績:2-1(2013年10月20日)
・歴代最多観客数:2万9,110人(2011年11月26日)
前回の対戦
2015/16シーズンの第31節に対戦し、アウェーのアウクスブルクがフィンボガソンとハリル・アルティントップのゴールで2-0の勝利。残留に向けてビッグポイントを手にした。