原口の所属するヘルタはまだ今シーズン1度もヘディングシュートを打たせていない - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Lukas Schulze
原口の所属するヘルタはまだ今シーズン1度もヘディングシュートを打たせていない - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Lukas Schulze

ブンデスリーガ各クラブの今季滑り出しをチェック!(1)

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2017/18シーズンのブンデスリーガも第2節を終了し、現在は各国代表戦のためリーグ中断期間に入っている。そこで今回は、ここまでの全18クラブの様子について、データを交えながら、以下に紹介していく。

【1位:ドルトムント】

    8月5日のドイツ・スーパーカップに敗れた影響は感じられない。ペーター・ボス新監督の下、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)を含め、公式戦3連勝。さらに、その3試合での失点は0。 ブンデスリーガ開幕から無失点での連勝は、クラブ史上3度目の快挙。現在勝ち点6の得失点差は+5。第2節終了時では、クラブ史上4番目の好成績。

【2位:バイエルン・ミュンヘン】

    3シーズン連続での開幕連勝。ドルトムントと並び、全クラブ最多の5得点を記録。エースFWロベルト・レバンドフスキは2試合で3ゴール。現在得点ランキングで単独首位に立っている。

【3位:ハンブルガーSV】

    開幕連勝は2010/11シーズン以来の出来事。現在の成績は、昨シーズン第12節終了時の成績よりも上。(当時の勝ち点はわずか4)昨季はセットプレーからのゴールが18クラブで最少の4だったが、今季はすでに2得点を決めている。

【4位:ハノーファー】

    ブンデスリーガ開幕連勝スタートは6年ぶり。次節勝利すれば、クラブ史上初の開幕3連勝となる。開幕2試合を0失点で終えたのは、1964/65シーズン以来のこと。次節も無失点で終われば、クラブ史上初の快挙となる。開幕2試合をどちらも1ー0で終えた昇格クラブは、ハノーファーが2例目。(リーグ史上初は1997/98シーズンのカイザースラウテルン)アンドレ・ブライテンライター監督の就任後、公式戦12試合中9試合が無失点。

【5位:メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)】

    第2節終了時に勝ち点4は、直近5シーズンで最高の成績。昨シーズンも含めれば、ボルシアMGは現在リーグ戦6試合連続負けなし。(2勝4分)次節の相手アイントラハト・フランクフルトとは、直近5試合で負けなし。(2勝3分)

【5位:ホッフェンハイム】

    第2節終了時に勝ち点4を稼いだのは、クラブ史上3番目の好成績。次節の対戦相手はバイエルンだが、恐れを抱く必要はない。なぜならホッフェンハイムは、昨季バイエルン戦2試合で黒星を喫さなかった唯一のチーム。

【7位:ライプツィヒ】

    第2節フライブルク戦で今季全クラブ初となる逆転勝利を飾った。第2節フライブルク戦の勝利は、今シーズンここまで全試合で最高の得点差。第2節フライブルク戦でティモ・ウェアナーが今季全選手で最速の走行スピードを記録した。

【8位:シャルケ】

    守備から攻撃への切り替えが格段にアップ。ここまでカウンターから2ゴールを決めており、同項目でリーグトップ。ここまで1試合平均11本のシュートを打たれている。

【9位:ヘルタ・ベルリン】

    昨シーズンはヘディングからの失点がわずか6と、空中戦に強いヘルタ。今季はここまで、ヘディングでのシュートすら、1本も打たせていない。第2節ドルトムント戦の前半はファウル0回。同クラブが前半1度もファウルを犯さなかったのは、過去20年間で初の出来事。