長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは9月24日、原口元気のヘルタ・ベルリンと本拠地コメルツバンク・アレーナで対戦する。この試合を前に、フランクフルトのトップを務めるフレディ・ボビッチ氏が、当サイト独語版とのインタビューに応じた。

――多くの専門家が「フランクフルトにとっては厳しいシーズンになる」と予想していました。しかしここまで4試合で9ポイントを獲得しております。あなたにとって、多少なりとも驚く結果なのでしょうか?

ボビッチ氏 我々は前も今も、選手のことを信頼している。もちろん、毎年シーズン開幕は特別な緊張感があるけれどね。そして今、勝ち点9を手にしており、手ごたえは十分ある。だが、まだ手綱を緩めてはならない。

――あなたが今季からトップを務めることについて、周囲は懐疑的な目を向けていました。しかしあなたは新たな戦力、例えばヘスス・バジェホやオマル・マスカレルなど次々と獲得しましたね。これによって周りの人々もあなたを称賛したのではないでしょうか?

ボビッチ氏 私にとって、称賛を受けることはそんなに重要ではない。人々から愛されることが目的でフランクフルトに来たわけではないんだ。もちろん今では賛同者も増えてきてはいるが、今のポジションに就任した最初の頃、私に批判の声があげられていたのと同じだ。つまり、それによって何かが妨げられることはない。我々は明確なプランを持っており、それを実行すべく進んでいくだけなんだ。

――2週間前、あなたは就任から100日を超えました。ここまでの仕事はどうでしょうか?

ボビッチ氏 勤務初日からこの仕事を楽しんでいる。すべての決定事項がここでは意味を持つものとなり、それらはまるで、大きなパズルを形成する1つのピースのようだ。

――開幕ダッシュは成功しました。第1節ダルムシュタット戦の苦い経験は払拭されています。チームはすでにある程度できあがっているのでしょうか? 果たして、今シーズンの目標はどこにあるのでしょうか?

ボビッチ氏 このチームは個性であふれている。しかし、確固たる基盤ができあがっていると言ってしまうのは、まだ早すぎるだろう。そして今季の目標も変わらない。昨季より良い成績を収めるということだ。

――さて、土曜にはヘルタとの大事なゲームが控えています。あなたもニコ・コバチ監督も、ヘルタでプレー経験がありますね。

ボビッチ氏 ベルリンには、プライベートでも親交がある人たちが、たくさんいる。私の家族もまたいつかベルリンに戻りたいと言っていてね。首脳陣でもミヒャエル・プレーツやパウル・コイターとは特にコンタクトを取っている。

――ヘルタの力については、どのようにお考えですか? フランクフルトはどのようにこの試合を展開するべきでしょうか?

ボビッチ氏 ヘルタは非常にバランスの取れたチームで、素早くサイドを使い、前線へボールを運んでくる。ピッチ上での存在感が抜群のウラジミール・ダリダが負傷欠場することは、我々にとって少し有利だろう。だが、ベダド・イビシェビッチもいる。彼をできるだけペナルティーエリアに近づかせないことが、非常に重要となってくるだろう。