シャルケのベテランDFナルドは今週末に古巣ブレーメンと対戦する - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
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衰え知らずの35歳。第一線で活躍を続けるナルドが古巣と対戦

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9月16日に開催されるブンデスリーガ第4節で、シャルケのDFナルドが古巣ブレーメンに帰還する。35歳を迎えてなおリーグ屈指のセンターバックに数えられるナルドは、2005年から2012年まで7シーズンにわたってブレーメンに在籍。バイエルン・ミュンヘンの対抗馬として常に上位争いに絡んでいた当時を知るサポーターにとっては、強く印象に残っている選手の一人だろう。

リーグナンバーワンの得点力を備えたDF

2005年夏、バレリアン・イスマエルの後釜として22歳のナルドがブレーメンにやって来た当時、彼を詳しく知る者は皆無に等しかった。反対にナルドにとってもブレーメンは見知らぬ土地。同じブラジル人のジュニオール・バイアーノとグスタボ・ネリから情報を集めていたが、2人はブレーメンでは散々な結果しか残せずに退団した選手である。

新たな環境への適応が不安視される中、ナルドはそんな周囲の心配をよそにすぐにチームに溶け込む。ブレーメンではブンデスリーガ通算173試合に出場して22ゴールをマーク。ストライカー顔負けの高い得点力で一気に名を上げていった。長身を生かしたヘディングシュートはもちろん、強烈な無回転FKも得意とし、シーズンに5、6点取ることも珍しくなかった。その得点力は今なお健在でウォルフスブルクとシャルケでも計18ゴールを挙げている。

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