第8節の注目トピックス5選
バイエルン・ミュンヘンの再建を託されたユップ・ハインケス監督が完璧な初陣を飾り、ライプツィヒは2年半以上も続いたドルトムントの不敗神話をついに止めた。各会場が派手な撃ち合いに沸いた第8節のトピックスを5つ紹介する。
1)困った時のハインケス!
やはり頼りになる指揮官だ。監督を勇退して4年5カ月、静かな隠居生活を送っていたハインケスが軌道修正を急ぐ古巣の要請を受けて4度目の監督に就任、初陣のフライブルク戦で5ー0の大勝を収めた。「2ー0とした後も次のゴールを狙っていたのは良かった」と新監督は選手たちを称賛。5点差での完封勝利は今季初、ハインケス監督にとってもバイエルンの指揮官として初めての出来事だった。
ブンデスリーガでは2試合連続で2点差を追いつかれ、その間、欧州チャンピオンズリーグでもパリ・サンジェルマンに0ー3の完敗。しかし、新指揮官はボロボロだったチームに4試合ぶりの勝利をもたらし、早くもその敏腕を見せつけた。ドルトムントが敗れ、首位との勝ち点差は「2」に肉薄。指定席の奪還も射程圏内に入った。