第3節ではブンデスリーガ史上初の“メキシコ人対決”が実現。ドルトムントが派手な大勝を収めたほか、バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督がクラブ記録に並ぶ連勝を飾った。今節話題となった5つのトピックスを紹介する。

1)ドルトムントが“ヒール弾”を連発

ドルトムントは前節、昇格組のライプツィヒに足をすくわれたが、すぐさま軌道修正。欧州チャンピオンズリーグ(CL)の初戦に続き、ダルムシュタット戦でも6-0の大勝を収めた。

特に目立ったのが9月18日に18歳になったばかりのクリスチャン・プリシッチの活躍。ダルムシュタット戦では1ゴール2アシストを記録し、最近のブンデスリーガ4試合で5つのスコアポイントを稼ぎ出している。ゴンザロ・カストロとゼバスティアン・ローデが見せたヒール弾も見事だった。

2)アンチェロッティがレーハーゲルに迫る

バイエルンのアンチェロティ監督が新天地でもその手腕を発揮。インゴルシュタットを3-1で下して開幕3連勝を飾り、公式戦の戦績を6戦6勝とした。バイエルンの新監督としてはオットー・レーハーゲル以来となる就任6連勝の好スタート。アンチェロッティは9月21日に行われる第4節のヘルタ・ベルリン戦でクラブ新記録の樹立を目指す。

3)サプライズ・チーム

第3節終了時点で昇格組のライプツィヒが3位につけているなど誰が想像しただろうか? ライプツィヒは第2節でドルトムントからブンデスリーガ初勝利をもぎ取ると、第3節ではハンブルガーSVを0-4で一蹴して3位に浮上した。

同じく3位につけるケルンもサプライズを起こしたチームの一つ。ホームでのフライブルク戦に3-0で快勝し、暫定ながら1996年以来となる首位に立った。翌日の試合でバイエルンが勝利して一日天下に終わったが、今季のケルンはいまだ無失点。ライプツィヒとともに上位争いに参戦中だ。

また、ヘルタ・ベルリンも好スタートでポジティブな驚きを提供した。シャルケに勝ってクラブ史上初の開幕3連勝。バイエルン追撃の1番手に名乗りを上げている。

4)メキシコ代表対決

「チチャリートは兄弟みたいなもの」。アイントラハト・フランクフルトのマルコ・ファビアンは、レーバークーゼンとの一戦を前に当サイトのインタビューでこう語っていた。同じメキシコ出身のチチャリートとは昔からの親友。そんな両選手が、第3節の直接対決で主役を演じた。

フランクフルトがアレクサンダー・マイヤーのゴールで先制すると、レーバークーゼンはチチャリートのゴールで反撃。負けじとファビアンが勝ち越し点を決めて再びリードを奪うと、今度はチチャリートにPKのチャンスが巡ってきた。しかし、チチャリートはこのPKをポストに当ててしまい、試合はフランクフルトが勝利。この一戦はブンデスリーガ初の“メキシコ人対決”となり、両選手にとっては新たな栄誉となった。

5)ブレーメンがついに非常ブレーキを踏む

ブレーメンメンヘングラートバッハに1-4で敗れて開幕3連敗。この結果を受け、クラブはビクトル・スクリプニク監督の解任に踏み切った。第4節のマインツ戦からはU-23の監督を務めていたアレクサンダー・ヌーリが指揮を執る。

フランク・バウマンSDは「彼は負けず嫌いの指導者。次の試合でいい結果を残せるよう、チームを引っ張ってくれると信じている。もちろん我々も全面的にバックアップをしていく」と語り、ヌーリに全幅の信頼を寄せている。この監督交代が最下位に沈むブレーメンに転機をもたらすか。