ハンブルクがホームで10戦ぶり黒星
ブンデスリーガ第30節が4月22日に行われ、酒井高徳が所属するハンブルガーSVがホームでダルムシュタットに1ー2で敗れた。酒井はボランチで先発フル出場を果たした。 ハンブルガーSV 1ー2 ダルムシュタット
残留に向けて必勝を期す両チームの対戦は、ファンが持ち込んだ発煙筒の煙でキックオフ直後に試合が数分間中断する波乱の幕開けとなった。
先にチャンスを作ったのはホームのハンブルク。12分、ディークマイヤーが右サイドから入れたクロスがゴール前を横切ってファーサイドへ。これをコスティッチがマイナスに折り返すが、わずかに味方には合わなかった。
その後もハンブルクがゲームを支配し、17分にユングがミドルシュート、28分にはCKのこぼれ球を最後はハントがシュートに持ち込む。37分にはボランチの酒井もペナルティーエリアの手前から果敢にシュートを狙った。
一方のダルムシュタットは、引き分け以下なら降格が決定しまう状況にもかかわらず攻撃の形を見いだせない。前半は完全に沈黙し、チャンスらしいチャンスさえ作れないまま後半へと折り返した。
しかし、後半の立ち上がりにダルムシュタットがワンチャンスをモノにする。51分、右CKから主将のスルがファーサイドに流れたボールを押し込んで先制。試合の流れに反してアウェーチームがリードを奪う。