フル出場の長谷部は中盤で精力的にプレーしたが…… - © © gettyimages / Alex Grimm
フル出場の長谷部は中盤で精力的にプレーしたが…… - © © gettyimages / Alex Grimm

長谷部「受け入れ難い敗戦」

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長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトは9月10日、ブンデスリーガ第2節でダルムシュタットに0-1で敗れた。フル出場を果たした長谷部が試合後にコメントを残した。

ーー敗戦をどう受けとめていますか

長谷部 ツキがなかった部分もありますが、自分たちにはそれまでに試合を決められる場面があったので、受け入れ難い敗戦ですね。

ーーどういうプランで試合に入りましたか?

長谷部 相手がかなり引いていた。それを崩すということで、ロングボールを使わずにコンビネーションを心がけてやっていましたけど、それがうまくいかなかった。相手はあまり前に出てくる気配がなかったので。後ろはとにかく(失点)ゼロで、ということでやっていましたけど、攻撃の時にもう少しみんなでアイディアを共有しないと、こういう引いてくる相手にはなかなか難しいかなと。

ーー後半は中盤とセンターバックの間に入ってビルドアップに参加していましたが。

長谷部 バリエーションをつけながらやろうとは思っていました。サイドに開いてセンターバックからボールをもらっても、相手が整っていたのでなかなか真ん中に通させてもらえなかった。もう少し工夫できれば良かったですね。

ーー日本代表の試合もあって、準備時間が足りないという難しさもあったのでは?

長谷部 その練習は、昨日、おとといで詰め込みましたけど、チームには新しい選手も多いですし、連携の部分はまだまだな部分があるなと。こうやって引いてくる相手は少ないですけど、そういう相手にどういうゲームをやるかというのは課題であると思います。

ーーやりたいことの方向性という部分では、悪くはなかった?

長谷部 自分たちというより、相手も良くなかった。あまり怖さはなかったですし。そういう意味では、本当にちょっと受け入れ難い敗戦です。

ーー日本代表の試合も同じような展開でした。今日の試合を終えて消化し切れない部分はありますか?

長谷部 代表とクラブはまた違うので。とにかく来週は連戦なので、しっかりとコンディションを整えたいです。連敗しないことが大事なので、切り替えてやりたいですね。