第29節の注目カード(2)マインツ対ヘルタ・ベルリン
ドロ沼の5連敗で自動降格圏と勝ち点1差の15位まで転落したマインツが、前節に連敗を3で止めた5位のヘルタ・ベルリンをホームに迎える。マインツの武藤嘉紀、ヘルタの原口元気はともに先発予想。日本人対決が実現しそうだ。
対戦トリビア
- ヘルタは現在アウェー7連敗中。今節も敗れるとアウェー連敗記録のクラブワーストを更新することになる
- このカードでは両チームともに“シーズンダブル”がない。今季前半はヘルタが勝利しており、これまでのパターンでいくとマインツのほうに分がある
- マインツは現在リーグ戦5連敗中。すべて1点差で敗れている
- マインツはヘルタとホームで8試合を戦ってわずかに1勝。ホームで1勝は対バイエルン・ミュンヘン戦(8戦2勝)よりも悪い成績
- マインツのマーティン・シュミット監督は、ライプツィヒ、ドルトムント、そしてヘルタの3チームに勝利したことがない
- ヘルタはブラジミール・ダリダが累積警告で出場停止。1試合平均走行距離でリーグ2位の12.7kmをマークしているMFの欠場は、運動量を武器とするマインツ戦では大きな痛手
- マインツが2017年に入って決めた10ゴールのうち、7ゴールはレビン・オストゥナリが絡んでいる(3ゴール4アシスト)
- ヘルタはウィンターブレーク前までミドルシュートによる失点がゼロだったが、年明け以降はすでに5失点。直近7試合で2本のミドルシュートを決めているオストゥナリは要注意
- シーズン前半の対戦ではヘルタが2ー1で勝利。ベダド・イビシェビッチがブンデスリーガ通算100ゴール目を含む2得点を挙げた。ただし、その後イビシェビッチは2枚目のイエローカードをもらって退場になっている