第22節の注目カード(4)ヘルタ・ベルリン対フランクフルト
勝ち点1差で上位を争う6位ヘルタ・ベルリンと5位アイントラハト・フランクフルトの直接対決。記録達成の期待がかかる長谷部誠は先発予想。原口元気とのマッチアップも大きな見どころだ。
対戦トリビア
- フランクフルトはオマール・マスカレル(累積警告)とダビド・アブラハム(前節退場)を欠いての戦い。なお、累積警告で2度目の出場停止は今季のブンデスリーガでマスカレルが初
- 前半戦は開幕4試合で勝ち点「9」を獲得していた両チーム。しかし後半戦は同じ4カードでフランクフルトが勝ち点「6」、ヘルタは勝ち点「4」にとどまっている
- ヘルタは2試合連続のホームゲーム。今季はホームでめっぽう強く、リーグトップタイの勝ち点「25」を稼いでいる
- フランクフルトの長谷部誠はブンデスリーガ通算出場数が前節で「233試合」に到達。あと1試合で奥寺康彦氏が持つ日本人選手の最多出場記録に並ぶ
歴史的なデータ
- ヘルタがブンデスリーガの対戦相手で最も多くゴールを奪っているのはフランクフルト。これまでに通算102ゴールを決めている
- ヘルタはフランクフルトから対戦相手別で2番目に多い26勝を挙げている。なお、通算勝利数最多はハンブルガーSV戦の28勝
- 3-3の引き分けに終わった今季前半戦の戦いを含め、両チームの対戦では直近5試合のうち4試合がドローに終わっている
- フランクフルトのニコ・コバチは監督として初めて生まれ故郷のベルリンに凱旋。アシスタントコーチを務める弟のロベルトにとっても特別な一戦になる
- コバチ監督は1991年~96年と2003年~06年に選手としてヘルタに在籍。敵将のパル・ダルダイと中盤でダブルボランチを組んでいた
- ヘルタのユリアン・シーバーはフランクフルト戦で通算4ゴールを挙げているが、リーグ戦唯一の退場処分も受けている(ドルトムント所属時代の2013年2月に警告2枚で退場)
- ヘルタの最大得点差勝利:6-1(2013年8月10日)
- フランクフルトのアウェー最高成績:3-0(2008年2月2日)
- 歴代最多観客数:6万168人(2015年5月16日)